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40代半ば男性の「やっぱり子供が欲しいかも」 妻と別れて子作りのために婚活するのはアリ?に批判殺到

夫婦の間で「子どもが欲しい、欲しくない」の問題は、本音をとことん話し合っておく必要がありそうだ。5月中旬、発言小町に「やっぱり子供が欲しい、かも」というタイトルで、40代半ばの男性から相談が寄せられた。

同年代の妻とおよそ結婚20年。結婚するとき、妻は子を持たないことを希望しており、投稿者もその時点では「どちらでもいいか」と思って結婚した。ところが今になって「今更ながら改めて本当に子どものいない人生でいいのか」と迷いが生じてしまったのだ。(文:okei)

「無責任すぎる」「幼稚な思考回路」

いまになって子どもが欲しくなった……。

いまになって子どもが欲しくなった……。

男性は、父親が自分を授かった年齢になり「社会的には男性が子供を持つ上限の年齢になってしまった」と実感しているという。妻からも「もし子供が欲しくなったら別れていいから」と言われており、次の2点を相談している。

「今の良好・円満な妻と別れて、子供をもうけるため婚活に励む、というのはありでしょうか?」
「仮に婚活に励んだとして、相手が見つかる見込みはあるものでしょうか?」

ちなみに年収は900万円台、両親は死去、健康体型、白髪混じりだが薄くはなってない。相手は子供を持ちたいという意思のある30代であれば、前半でなくても良い考えだという。

この問いかけには、「勝手」「無責任すぎる」「幼稚な思考回路」など、投稿者に対して冷ややかな意見が相次いだ。

「一人の人が社会で独り立ちするまで少なくとも四半世紀はかかりますよ。子供が大学生の頃に親の介護で縛り付けますか?」
「年をとってからの出産というのは、女性が『物理的に不可能』になる一方、男性も『経済的に不可能』になるのですよ。男性自身はあまり認識してないみたいですけど」

という指摘を始め、「男性も35歳を過ぎると不妊やハイリスクですよ」など、たとえ再婚できてもその年齢では子どもができるとは限らない、できたとしても経済的に無理があるという叱責が大半だった。

中年期に陥りやすい心理的危機「ミッドライフクライシスですね」

一方で、子どもの大切さを実感しているとする人からは、肯定する声もあがっている。「きちんと話せばわかってくれる」「人生一度きりです。やり直すなら今かな」という応援も。

中にはこれが「ミッドライフクライシスですね」という指摘もあった。中年期に陥りやすい心理的な危機で、「思ってもみなかった自分の本心に気付き、価値観が揺さぶられたり、葛藤が起こること」だという。(参考:日経電子版

 

こうした話は意外とよくあることのようだ。香山リカ著「ノンママという生き方~子のない女はダメですか?~」(幻冬舎刊)では、子どもなしで夫婦円満にやってきたが、夫の両親からどうしても孫が欲しいと圧力がかかり離婚させられた例が紹介されている。また、発言小町でも以前、「夫が浮気相手と子どもが欲しいと言い出した」という妻からの訴えが投稿されていた。

これも男性のミッドライフクライシスの一部かもしれないが、妻が産めない年齢になってから言い出すというのがいかにも口惜しい。こう諭す書き込みに本当に共感した。

「子供って授かりものですし、正直育てあげるまで責任もあり大変ですよ。(中略)散々若いうちは自分第一で時間もエネルギーも使ってこれて、中年になってパートナーを変えてって、ほんと虫のいい話」

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