女子高生の半数が「SNS疲れ」を経験 「既読無視すると後が面倒」「無意識にいいね数を気にしてた」 | キャリコネニュース
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女子高生の半数が「SNS疲れ」を経験 「既読無視すると後が面倒」「無意識にいいね数を気にしてた」

半数の女子高生がSNS疲れを感じている

半数の女子高生がSNS疲れを感じている

テスティーは11月21日、現役女子高生の「ひとり」に関する意識調査の結果を発表した。調査は今年10月、女子高校生で15~18歳の同社モニター会員500人から回答を得た。

女子高生のSNS利用率は93.4%。最も利用されているのは「LINE」(98.3%)だった。以降「ツイッター」(80.0%)、「インスタグラム」(56.7%)と続く。

学校での「ぼっち飯」はやっぱり避けたい傾向

女子高生の「ひとり」観

女子高生の「ひとり」観

全体にSNSの使い分けを聞くと、「LINE」は知り合いとの連絡手段、「ツイッター」「インスタグラム」は趣味用と使い分けている様子がうかがえた。またSNS利用者全体の回答を見ると、51.4%は「SNSに疲れたことがある」と回答している。特に、

「既読無視すると後が面倒」(18歳)
「愚痴ばっかり投稿されているのを見たとき」(16歳)
「無意識のうちにいいねの数を気にしているとき」(18歳)

など相手への返事や、自分の投稿への反応が気になるなどでSNS疲れを感じるようだ。スマホやSNSを通していつでも人と繋がることはできるが、対して「ひとり○○」や「おひとり様」というワードも広まっている。

「ひとり」という言葉のイメージを聞くと、「ポジティブなイメージ」と答えた人は21.7%、「ネガティブなイメージ」は28.9%で、「どちらとも言えない」が49.4%となった。また特にやることがないときは、77.5%の女子高生が「ひとりで過ごす」と回答している。

「おひとり様」の経験を聞くと、最も多いのが「ファストフード」(47.8%)で、「喫茶店・カフェ」(32.9%)、「映画館」(25.7%)と続く。ひとりでいたくないイベントには「誕生日」(59.0%)、「クリスマス」(42.0%)、「バレンタイン」(19.5%)が挙がった。

学校生活の中で、ひとりでいたくない場面を聞くと、1位は「昼食」(66.1%)。2位は「教室移動」(31.3%)、3位「購買・買いもの」(15.7%)となっている。

LINE系女子は「1人に抵抗はある」けど「休日は1人で平気」

SNS女子の特徴

SNS女子の特徴

また同社は女子高生がよく使うSNSと、自分の趣味や性格などに関する質問を掛け合わせ、「ツイッター系女子」「インスタグラム系女子」「LINE系女子」のキャラクター属性を算出した。

「ツイッター系女子」は、「SNSによってキャラを使い分ける」(34.8%)が他の属性より倍以上高くなっている。また「自分を外交的だと思う」が36.4%と最も少なかった。

何もすることがない場合は「1人でいる」(78.8%)が「人を誘う」(21.8%)を57.6ポイント上回っている。特徴としては、「複数アカウントを使い分ける」「音楽・アニメを語ると止まらない」「休日は1人でも目標を達成する」などが挙げられている。

「インスタグラム系女子」は、「自分を外交的だと思う」が44.3%、何もすることがない場合「人を誘う」が30.4%と最も高い。また上位3位の趣味は「音楽」「ファッション」「食事」と”インスタ映え”しそうなものを挙げる人が目立った。

そのため「ライフスタイルを発信したい」「友達とどこかへ出かけたい」「流行や話題はチェックする」という特徴があるようだ。

「LINE系女子」は、「キャラの使い分けをしている」が16.0%と少なく”普段通り”にLINEを利用している。いずれの質問においても、ツイッター系女子とインスタグラム系女子の中間的な結果となった。

彼女たちは「グループLINEは常に鳴っている」「自分とタイプの違う友達も多い」「1人でいるのは抵抗感がある」という特徴がある一方で、「休日は1人でも平気」と感じている人も少なくはない。

※ウェブ媒体やテレビ番組等で記事を引用する際は恐れ入りますが「キャリコネニュース」と出典の明記をお願いします。

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