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ひな人形を20歳になっても飾るのはやりすぎ? どう手放していいかわからない女性が7割

一般社団法人日本人形協会は1月25日、「ひな祭りに関する意識調査」の結果を発表した。調査は昨年12月にインターネットで実施し、ひな人形を所有していて実家に住んでいる20代30代未婚女性400人から」回答を得た。

ひな人形について「どのように手放したらよいかわからない」と回答した女性が73.1%いた。

「粗大ゴミとして廃棄」と回答した女性もいるけど……

ひな人形、何歳まで飾ってました?

ひな人形、何歳まで飾ってました?

実際、どのように手放せばいいのだろう。同協会は「神社やお寺で供養をしてもらうことが正しい手放し方」としている。ひな人形の由来が自分の厄を人形に移し、祓っていたことにあるため本来は”1人1人形”であるべきなのだという。

そのため「自分の子どもに譲ること」「ずっと持っておくこと」「きちんと供養せずに処分すること」ということはあまりよろしくないようだ。

しかし成人女性に「ひな人形はどのように手放すイメージを持っていたか」を聞くと、「自分の子どもに与える」(54.2%)、「ずっと持っておくもの」(45.9%)と認識している人も約半数いた。また「粗大ゴミとして廃棄する」も14.1%いる。

飾っていいのは「小学校卒業くらいまで」?

ひな祭りの実施率を聞くと、「飾らずに保管している」が68.8%で、そのうち77.7%は「10年以上」保管しているという。同協会はリリースで「正しい節句の知識が浸透していないための悩みがうかがえる結果となった」と嘆いている。

また「今も毎年飾っている」という人も28.7%いる。理由を聞くと「伝統を大切にしたいから」(48.7%)で最多となった。以降、「家族とひな祭りを楽しみたいから」(36.5%)となっているが、「なんとなく」(23.5%)という人も4人に1人いるようだ。

だが「何歳まで飾るべきなのかわからない」という人も66.9%いる。同協会担当者は「厳密に何歳までという定義はなく、大人になるまでです」と説明する。

「節句人形は”子どもの成長を見守るもの”=”子どものまだ未成熟な心身を守る”ためのものです。子ども・おとなの定義ですが、成人年齢は歴史背景により変化します。現代の『成人=20歳』というのは少し大きくなり過ぎな気がするので、私見では『小学校卒業くらいまで』が多いかと思います」

独身女性の中には、実家から「あなたのために今年も飾っておいたから」という人もいるかもしれない。この見解を伝えてみてはいかがだろう。

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