女性にわざわざぶつかりに行く新宿駅「タックル男」の哀れさ 被害に遭ったら反撃ではなく自分の身を守ること考えて | キャリコネニュース
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女性にわざわざぶつかりに行く新宿駅「タックル男」の哀れさ 被害に遭ったら反撃ではなく自分の身を守ること考えて

すでにSNSなどで概要をご存知の方も多いかもしれない。5月下旬、ツイッターに投稿されたある動画が、多くの人々に注目されている。

その動画とは、JR新宿駅構内で、一人で歩く女性を狙ってわざとぶつかりに行く男性の様子を撮影したもの。動画には「ありえない」であるとか「許せない」という反応が多くあった。

しばしば巷では、他人に嫌がらせをする人間が現れる。そしてこういう連中は一見無作為に嫌がらせをしているように見せて、「誰でも良かった」なんて言うわりに、大体の場合はしっかり相手を選んでいる。(文:松本ミゾレ)

反撃を恐れ、自分より力の弱い人だけ狙う卑劣な行為

画像はイメージです

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動画を見ると、この男は彼氏と一緒にいる女性は狙わず、あくまで単独で歩く女性だけを選んでタックルしている。要は、同性の反撃に恐れを抱き、自分より腕力がないであろう女性を狙って嫌がらせをしているのだろう。ランダムにタックルする相手を選んでいるわけでもなく、男性、そして男性と一緒にいる女性は避ける。こんなに臆病なのにタックルはするのだ。

まさに哀れ。目一杯の虚勢でもってのタックル。同じ男として悲し過ぎるというものである。

この男に限らず、自分より立場や体力面が弱い人ばかり狙って嫌がらせをする奴は、世間には結構いる。世間に対する恨みや、上手く行かない自分の人生への焦りなんかが根底にあるんだろうか。

もしもあなたがこういう人間に標的にされたら、そのとき1人ならなおさら、反撃より先に駅員を呼んだり、最寄りの警察に通報することを優先する方がいい。相手が刃物などの凶器を持っている可能性はゼロではないし、その場で言い争いや喧嘩になっても、今の時代、みんな遠巻きに見るばかりで助けが入らない可能性もあるからだ。こういうとき、ギャラリーはたいてい、スマホで写真を撮るばかりだし。

色々と釈然としないだろうけど、まずは自分の身を守ることが大事だ。悪質な嫌がらせには反撃より、その場での通報が効く。

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