業績好調なのに夏のボーナス全カットされた40代男性「私達の賞与は役員報酬に回されたそうです。駐車場に高級車が増えました」 | キャリコネニュース
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業績好調なのに夏のボーナス全カットされた40代男性「私達の賞与は役員報酬に回されたそうです。駐車場に高級車が増えました」

落ち込む男性イメージ画像

全カットとか……

今年の夏もキャリコネニュースにはボーナスに関する様々な声が届いている。東京都の40代男性(年収350万円)は、「コロナをきっかけに業績がとても伸びた業界」で働いている。会社の経営業況も良好で、コロナ前から売上高は数倍、営業利益率も向上した。

しかし、「ボーナス全額カット、更にコロナ前の7割前後まで基本給がカットされました」と語る。(文:中島雄太)

「彼らは億ションや高級車を買うなど贅沢三昧だと教えてもらい心が折れました」

カットの理由を聞いても「コロナだから」としか言われない。そうした中、経理の同期からある噂を聞いた。

「カットされた私達の賞与は役員報酬に回され、彼らは億ションや高級車を買うなど贅沢三昧だと教えてもらい心が折れました。役員用の駐車場にやたら超高級車が増えた理由もわかりました」

確かに、その噂が本当なら働くのも虚しくなってしまう。男性は退職を決意したといい、「社員の頑張りを還元しない会社に愛想も尽きたので今やっている仕事が一段落したら辞めます。もう上司にも辞意は伝えましたが引き止められませんでした」と書いている。

栃木県の20代男性(サービス・販売・外食/年収150万円)もボーナスはゼロ。しかしこの男性は、

「他の友達はボーナスがあるのに、自分の会社にはない。そもそもボーナス制度があるのかも怪しい。今回のボーナスは払えないなら払えないで普通は連絡があるだろうし、ボーナスに関しての話が一切ないためボーナス制度がないのかもしれない」

と書いており、これは会社に確認したほうがよさそうだ。

「コロナ禍なのにもらえるだけありがたい」

一方で支給額が微減、もしくは横ばいだったという人も。神奈川県の30代男性(年収1100万円/企画・マーケティング・経営・管理職)は、「昨年は空前の業績好調で360万円、今年は好調ながら昨年ほどではなかったため、340万円でした」と語る。

「ボーナス計算方法が明確なので、会社業績スコアが若干下がったことが金額減に結びついているのは明確で特にそれ自体不満はないです。個人評価は高めにつけてもらえたので、その点は納得しています。コロナで厳しい環境に置かれている方も多いと聞きますので、こういう単位で賞与が出るのはありがたいです」

と会社に感謝している。

東京都の40代男性(年収700万円/事務・管理)は、「業績はやや悪化しているが、内部留保を取り崩しつつ支給額が大幅に減らないよう会社は努力している」と語り、「昨年と同水準。年間一括支給で230万円」だったとコメントを寄せた。

※アンケート概要
■実施期間
2021年6月11日~
■回答数
287※2021年8月4日時点
(記事では、2021年7月6日から7月31日に寄せられた投稿を紹介)
■アンケート対象
キャリコネメルマガ会員(63万人)やキャリコネニュース読者、キャリコネニュースSNSフォロワー
■実施方法
アンケート集計ツール「クエスタント」を使用
回答ページ https://questant.jp/q/FTM0IVVB
■質問項目
・夏のボーナスは昨年と比較してどうでしたか?支給額(額面)を教えてください
・ボーナスが増えた/減った理由、またそれに対して思うことや、困っていることを詳細にご記入ください(50字以上)

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