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「女性には奢ってあげなさい」は「甘やかし」と不満を抱く男性

画像はイメージ

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性別を理由に相手への接し方を変えるよう求められることは珍しくない。「男性だから女性に優しくしなければならない」などと強いられることに疑問を抱く30代前半の男性(広島県/その他/個人事業主/年収300万円)。不平等を感じる現状を綴っていた。(文:永本かおり)

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「男性だけが負担を強いられる状況を変えたい」

「子供の頃から女性には優しくしろと言われて育ってきましたが、その内容は奢ってあげなさい、重い荷物を持ってあげなさい、気を遣ってあげなさいなど」で、

「優しさではなく甘やかしのようにしか感じませんでした」

と納得できない様子で主張する男性。

「何故男性というだけで力仕事を負担しないといけないのでしょうか。何故お金を多めに払わないといかないのでしょうか。力仕事は男性でも苦手な人はいますし、女性でも得意な人もいます」

「収入格差を無くすのであれば、支出格差も無くさないと平等ではありません」

と疑問を呈していた。日本の男女間賃金格差(フルタイム労働者の給与)は男性を 100 とした時に女性は77.5で確かに格差はある(男女共同参画白書 令和4年版より)。ただ、個別に考えると男性の周囲では男女の賃金格差をそれほど感じないのだろう。

反対に男性だからという理由で強いられる不快感を

「男性だから細かいことは気にするな、着替えを見られても平気だろという性的プライバシーの侵害」

と指摘していた。男性は置かれた状況に不公平感を強く感じているようで

「女性にとって都合の良いことはそのままで、男性だけが負担を強いられる状況を変えたいです」

と憤りを綴っていた。

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