2位移行、「夫の収入が主、妻が兼業主婦」（男性21.5％、女性37.2％／以下同順）、「夫の収入のみ、妻が専業主夫」（15.9％、13.5％）、「夫と妻が同等の収入、家事は妻」（2.8％、1.9％）、「妻の収入のみ、夫が専業主夫」（2.8％、0.5％）と続く。

男性からは「自分の収入だけで充分賄えるので、子育てに専念して欲しい。」（東京都28歳）という声が挙がる一方、「自分一人だけの収入だと将来金銭的な面で不安もあるので、妻も負担になりすぎない範囲で収入を得てほしい」（岡山県28歳）という声が寄せられている。また、

「今の時代女性だけが家事をするという考えが古いから、女性も社会に貢献し、家事は分担するべきたと思ったから」（長崎県19歳）
「自分も家事、育児をしてみたいですし、そもそも分担しない意味が分からないです」（東京都20歳）

という声も多かった。女性からも「収入を得ることも家事もどちらがやると決める必要は無い、お互いがやるべき事だと思う」（埼玉県21歳）という声があがっているが、

「夫と同じくらい働きたいが、家事をこなしながらだと厳しい。仕事量を減らして家事を完璧にし子どもを育てたい」（愛知県24歳）

とシビアな声も寄せられている。

「完全に専業主夫になってもらえるほど自分が稼げる自信がない」

男性に「自分より妻の収入が高いとどう思うか」を聞いた。最も多かったのは「自分も頑張りたい」（61.7％）。2位以降、「助かる！もっと稼いで欲しい」（29.0％）、「自分の収入が少ないと傷つく」（4.7％）、「自分より収入がある妻は嫌」（0.9％）と続いた。

女性に「自分より家事ができる夫をどう思う？」と聞くと、最も多かったのが「自分もやらないとと思う」（50.3％）。以降、「助かる！もっとお願いしたい」（45.7％）、「自分の方が下手だと傷つく」（3.3％）、「自分より家事ができる夫は嫌」（0.7％）と続いた。

調査元は、男性について「”全て男女平等で”と言いつつも、男性の方が収入が多いことにプライドを持っている人が少なからずいる」とし、女性については「男性の『収入』に対する意識とは違い、『やってもらえるならその方がよい』と言った合理的でお互いが補完しやすい役割」とコメントしている。

相手が専業主婦・主夫を希望したらどう思うかを聞くと、「なってもらっていい」は男性（48.1％）が女性（15.9％）を大きく上回った。

「パートなどで少しは働いてもらう」（男性37.3％、女性41.6％）は男女で大きな差が見られなかったが、「稼いでもらえないなら別れる」は女性（30.9％）が男性（4.6％）を大きく上回った。パートナーの専業主婦希望について、男性からは、

「子どもの事を考えると専業主婦の方がいい」（大阪府25歳）
「家事をしてくれるなら問題ない。だらだらした生活になるなら仕事はしてもらいたいが、専業主婦になりたいならなってもよい」（和歌山県25歳）

といった声が寄せられている。一方、専業主夫を希望する男性ついて、女性からは、「完全に専業主夫になってもらえるほど自分が稼げる自信がない」（東京都25歳）といった声があがっている。調査元は、男女で賃金格差があることを挙げ、

「女性は男性に易々と『専業主夫でいい』とは言えないのが多くの人の意見です。男女平等とは言っても、現実の結婚生活では『女性が男性の収入を期待せざるをえない』のは否めません」

とコメントしている。