「私の給料が少ないせいで専業主婦の嫁が家事をしなくなった。家を追い出され2週間」夫の悩みに同情相次ぐ | キャリコネニュース - Page 2
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「私の給料が少ないせいで専業主婦の嫁が家事をしなくなった。家を追い出され2週間」夫の悩みに同情相次ぐ

なお、子どもは妻の連れ子で大学生の息子と、小学5年生の娘がいるそう。手取りは月30万円くらいとのこと。つまり年収500万円ほどです。高収入とは言えないまでも、家族4人で暮らせないほどではないでしょう。収入が足りないなら妻が働けば良さそうですが、妻からは、結婚当初に「身体が弱く働けない」と言われています。

妻の家事に対する要求は厳しく、常に激しく文句を言われて疲弊している様子です。投稿者は「情けないです」と綴り、今後どうすればいいのか問いかけました。

スレッドの回答は、妻に対する批判や、離婚を薦める声が相次ぎました。

「今月中に離婚!!離婚届け書いて家も出ていく。なんで給料を稼いでくる大黒柱が家事までやっているの」
「収入が少ないなら、少ないなりの生活を工夫する。それが専業主婦の仕事です。(中略)奥さんが職場放棄しているようなもの」

などのほか、給料振込みの銀行口座を変える、怒鳴り声を録音して弁護士に相談するようにという助言も。また「それは奥さんからDVでは?」という指摘もありました。

警察庁の2020年の発表によれば、「配偶者からの暴力事案(DV)」への対応件数は増加を続けており、1年間(2019年)で8万2207件。被害者は78.3%が女性ですが、男性の被害も増加傾向で21.7%と2割を超えています。DVは言葉の暴力も含みますから、これはDV被害にあたる可能性もあります。

節約や家計簿をつけるよう伝えたのがきっかけ?

一方で、子どもを心配する声や、「スレ主が何かやってしまったきっかけがあるはず」など、夫側に厳しいコメントも見られます。投稿者は思い当たる出来事として、節約や家計簿をつけるよう伝えたところ、妻から「今までこんな生活はしたこと無かった」と不満を言われたことを明かしています。

妻の気持ちは推測するしかありませんが、収入に余裕のある生活しか考えられず、節約などと言われて理不尽な思いを抱いたのでしょう。厚労省の「共働き等世帯数の年次推移」を見ると、恐らく妻が子ども時代の1980年代は、専業主婦世帯が圧倒多数。妻は母親が働くことに馴染みがないのかもしれません。

しかし2000年代に入り、専業主婦世帯と共働き世帯数は完全に逆転しています。病弱で働けないといっても、常に寝込んでいるのでもないかぎり、「妻も働くのが当たり前」という風潮は、すでに根強くなっています。

背景には、女性の社会進出もありますが、増税や実質賃金の下降など、夫の給料だけでは家計を支えきれない経済情勢の変化があるでしょう。夫だけに不満をぶつけても不毛なだけで、子どもたちの父親が疲れすぎて倒れれば、給料が少ないどころではありません。どちらがすべて家事をやるべきという話ではなく、必要なのはお互いの思いやりと協力体制です。

さまざまなアドバイスを受け、投稿者は自分の置かれた状況を見つめ直し、離婚の方向で決意をしたようです。妻に結婚生活を続ける気持ちがあるのか、よく話し合ってみてほしいです。【参照元:お悩み解決掲示板 https://onayamifree.com/】

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