激務なのに安月給「大卒、都内で手取り15万」「手取り13.5万円。毎日7~20時の労働」 | キャリコネニュース - Page 2
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激務なのに安月給「大卒、都内で手取り15万」「手取り13.5万円。毎日7~20時の労働」

それでも、トピ主に負けず劣らずの環境で働く人の声が散見された。

「8年目。給料変動なし。手取り12万。給食調理師。衛生管理厳しいしアレルギーとか命に関わる仕事なんだけどな」
「建築現場監督。月給16万の手取り13.5万円です。中規模の会社で、経費削減のために現場監督も作業員として働きます。毎日7~20時の労働」

勤続年数が長くても、専門職であっても関係なく薄給で働かされている人は多い。どれだけスキルや知識をつけたとしても、今の日本では豊かな生活を獲得することは容易ではなく、頑張っている人が全く報われない構造になっているようだ。

「大卒、建築関係3年目です 都内ですが手取り15万 大きな仕事も回ってこないしやりがいもない転職したい…」

都内の人からの声も寄せられている。地方の企業が低待遇であることは度々耳にするが、東京にも激務薄給の仕事は当たり前のように存在する。

「嫌なら自分で判断して自分で稼げばいいのに」という人もいるが…

また、「竹中平蔵のせいだよ!派遣法ゴリ押しして長期雇用をとことん減らした。だから企業も低賃金にできるから派遣社員は重宝される」と労働者の待遇が悪化した原因を指摘する声も見られた。

パソナグループ取締役会長の竹中平蔵氏の旗振りの下、労働者派遣法の規制緩和が推し進められた影響で、ここ20年間、人件費を抑えるために非正規労働者を活用する企業が増えた。その結果、最低限の生活がままならない人が急増し、「一億総中流」と言われたかつての姿は見る影を無くしてしまった。「雇用の流動化」と言えば聞こえはいいが、企業ファーストの改革はいい加減見直されるべきだ。

「人に言われたことをするだけだから低賃金になりやすいし、嫌なら自分で判断して自分で稼げばいいのにと思う。人のせいにしたいだけなんじゃないかと」
「世の中沢山需要があって起業もかつてないほど手軽になってるのに、みんな雇われ仕事を当然のように選ぶんだろうと不思議です」

冷遇を嘆く人達がコメントを寄せる一方、現状を変えようとしない本人に問題があるのではないか、と考える人もいる。もちろん、頑張ったおかげで豊かな生活を掴み取った人もいるだろうが、景気が悪い状況では努力が成果に繋がりにくい。

デフレを抜け出さに限り、待遇が改善することは期待できない。消費税減税や積極財政などの適切な政策を政府には講じてほしい。

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