お金がない、コスパが悪いから結婚したくないという人へ 「自分はどうしたいか」という気持ちを大切にしよう

結婚の価値はプライスレス

結婚の価値はプライスレス

僕が読んだ記事の元ネタは、6月20日に明治安田生活福祉研究所が発表した「20~40 代の恋愛と結婚 – 第 9 回結婚・出産に関する調査より -」というリリースです。特に気になったところを中心にご紹介します。

異性との交際経験の有無を見ると、20代女性の34.0%が、そして、20代男性の53.3%が交際経験がないと回答。20代男性の2人に1人は女性と付き合ったことがないんですね。これにはツイッターでも「嘘だろう!?」と驚きの声が挙がっていました。

「結婚願望がある」と答えた20代は男性で38.7%、20代女性で59.0%となっていますが、同じ項目を2013年時点と比べてみると、男女ともに20代の結婚願望が大きく下がっています。

20代って、結婚に対して期待が高い時期なはず。ただですら結婚したいと思う人の割合は、年齢が上がるにつれて下がる傾向があるのに、20代でいきなり割合が低いんじゃ、この先どうなるの? って不安になります。

多くの女性が結婚相手に「年収400万円以上」を望んでいるが……

結婚に消極的になる背景には、収入が大きく影響しているようです。

20代男性では、交際経験ありと答えたのが年収200万円未満の男性では28.0%に対して、年収400万円以上の男性では75.0%と、年収によって大きな差ありました。結婚したいかという質問を見ても、年収が低い男性ほど消極的です。

女性の希望年収と男性の実年収のギャップも影を落としています。20代・30代未婚女性の約半数以上が、結婚相手に400万円以上の年収を希望。男性の実年収はどうなのかと言えば、400万円以上の年収がある男性は20代では15.2%、30代では37.0%しかいません。このギャップは大きい。僕も独身のときは自分の年収が気になっていたから、結婚に消極的になる男性の気持ちはわかる。

「結婚をコストパフォーマンスで考えたことがあるか」という質問に対して、未婚男性の37.9%、未婚女性の45.4%が考えたことがあると回答していました。

結婚生活は本当に「プライスレス」

結婚をコスパで考えると聞いて、「結婚ってコスパの良し悪しでするものかよ!?」と率直に思いました。言い方は悪いですが、コスパを考えてしまう時点で「パートナーから何かをしてもらおう」という打算的な気持ちがあるように感じます。

コスパという考えもあるかもしれません。でも僕は実際に結婚生活を送ってみて、「パートナーに何ができるか」を考えることが結婚生活には大切だと思います。パートナーが疲れていたら、何かできることをしたり、感謝の気持ちや愛情は言葉にしてしっかりと伝えたりする。自分が自分がという姿勢では、生まれも育ちも違う2人がひとつ屋根の下で生きるのは難しい。僕は一度仕事に夢中になりすぎて妻を放っておいたら一度家出されましたからね。あのときは参りました。

お金に関して言えば、「愛があればお金なんていらない」なんて綺麗事を言う気はないです。実際、生活にはお金は必要。これは断言できます。僕は無職のときに妻と付き合い結婚したから、お金には苦労しました(笑)。

税金や家賃を払って生活費に困ったことがあるし、複数持ってる口座のうちひとつの残高が0になったときは恐怖すら感じました。手持ちが少ないときは、今あるもので一番楽しむにはどうしたらいいかを夫婦で一生懸命考えて、買い物をしました。お金がないって悲しいことだと思っていたけど、どうやったら楽しく生きるかを夫婦で考えているうちに、「僕らはチームなんだな」と連帯感を覚えました。

悲壮感よりも、楽しさの方が大きい。2人で知恵を出し合えば、勇気も出るし。大病するとか、犯罪を犯すなどの致命的な問題がないならば、不思議となんとかなります。幸せというのは、いま何を持っているかではなく、誰と一緒にいるかで決まると思います。コスパの良し悪しと言いますが、そもそも結婚の価値は数字では表せない、プライスレスなんです。

結婚はゴールではなく、スタートです。だからはじめから完璧な装備で臨む必要はない。RPGだって、初めはわずかな装備で、使える魔法も少ない。夫婦で思いやりを持って、気持ちを伝えあいながらレベルアップしていけばいいのだと思います。

結婚については、結局は「自分がどうしたいか」が重要なのだと思います。状況がどうであれ、本当に結婚したいと思うのであれば、2人で持続可能な人生を送るにはどうしたらいいか知恵を出し合い、取り組んでいけばいいだけのことです。結婚生活は、いろいろあるけど、楽しい。

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