読書家のカズレーザー「読んだら処分し読みたくなったらまた買う」にネット民驚嘆 「身軽でかっこいい」

自宅の本棚を紹介するコーナーで、又吉直樹や光浦靖子は本がびっしり並んだ壁一面の本棚を披露。又吉は、「絶対あるけど見つからないからまた買う」「売りに行ったことはないですね」と話し、光浦も「作家さんに失礼だから売れない」と明かす。

これに対し、カズレーザーは驚くことに「本棚を持っていません」という。本は床に直置きで、40センチほど積みあげているだけ。

「20冊くらいになったら後輩にあげたり、古書店に売ったりする。読み終わったらスグ処分しちゃいますね」

モノを持たない暮らし「ミニマリスト」よろしくあっさりしたものだ。2回読まない?と聞かれると、

「2回読みたいときはまた買って、その作者のかたにお金が入るのが正しいと思うんですよ」

とキッパリ。物を持たない欲のなさと、いい作品を書いた作家に正しく報酬をもたらすという、2段構えでかっこいい発言だ。近年はネットで古書を安値で買えることもあり、自分が好きな本が1円で売っていたりすると心底ガッカリする。作家本人はさらにガッカリしているはずなので、歓迎される姿勢だ。

「絶版だったらどうするんだ」「お金に余裕がある人はありかもね」という声も

ネットでも「考え方にとても共感する」「身軽でかっこいい」など話題になり、ツイートはトゥギャッターにもまとめられた。しかし、コメントは称賛ばかりではなく「買いたいときに買える本ばかりじゃない」という意見も多かった。

「絶版になって版元にもなく、復刊予定もなく、流通在庫もないから、古本屋巡って見つからなかったら二度と手に入んないんだよ!(怒)」
「確かに年間数百冊レベルだと物理量が洒落にならないんでそうしたい…だが現実問題恐らく今の自分の蔵書の8割は絶版か品切れ重版予定無し、とかだろう。専門書とかは重版しないことのほうが恐らく多い」

と嘆く人や、中には「2度と読まなくていい本しか読んでないんだろ」というツッコミも。

また、「お金に余裕がある人はそういうのもありかもね。自分はお金に余裕がないから基本的には何度も読みたい本しか買わない。それ以外は図書館」など、金銭面で難しいという見方もあった。

モノには執着しないけれど貪欲に読書する

ちなみにカズレーザーが勧める本は、一風変わった写真絵本や文字が無い大人の絵本、タイトル一発勝負のナンセンス本、一般的にはあまり知られていない海外ミステリなど幅広く、業界でも「渋い」と噂になっているらしい。他の読書芸人3人が日本の文芸作品寄りなのに対し、書店内の巡り方や本の選び方もひとり異彩を放っており、それがまた読書家たちの間で興奮気味で話題になっていた。

あるツイートが「彼は『本』が好きなんじゃなくて、『読書』が好きなんですよ」と指摘したように、次々と新刊を読みジャンルを開拓する彼は、過去読んだ本にはこだわらないのかもしれない。モノには執着しないけれど貪欲に読書する、なかなか真似ができないその姿勢に注目が集まったのだろう。

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