やはりタダモノではなかったローラの原点 「小さい時の悔しさが強いパワーになっている」 | キャリコネニュース
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やはりタダモノではなかったローラの原点 「小さい時の悔しさが強いパワーになっている」

やはり、ローラは凄かった。モデル、タレント、ハリウッド女優として大活躍中の彼女だが、天真爛漫なオバカキャラとは裏腹に、実はストイックな努力家だった。

2月15日の「1周回って知らない話」(日本テレビ系)に出演したローラが今まであまり話さなかった「生き方の姿勢」や「将来の夢」について真剣に語った。視聴者から「人としても女としても完璧」「ほんとカッコイイ!」と絶賛されている。(文:みゆくらけん)

恵まれない子どもたちのために学校を作ることが夢

ローラオフィシャルウェブサイトより

ローラオフィシャルウェブサイトより

仕事に対しては「暇な時間は作らない」がローラの鉄則。所属事務所の社長が「去年は2回倒れていました」と告白するも、とにかく予定が埋まっていないと落ち着かないとローラ。自分が成長するための努力は惜しまない。モデルを始めた学生時代から、「友達といる時間すらもったいない」とポージングの研究、歌のトレーニングなどに精を出してきた。

今では得意の料理を生かして朝番組の料理コーナーを担当したり本を出したり、英語を猛勉強して(マネージャーもアメリカ人に代えたらしい!)ハリウッド進出を果たすなど、その飛躍は止まることを知らない。

そんなローラが初めて語った将来の夢。それは意外にも「幸せなお嫁さん」になることだった。

「結婚して幸せになるっていうのが一番の人生の楽しみ」

この発言には他の出演者たちも戸惑いを隠せない。しかしローラはこう続ける。

「お仕事も続けるけど、自分の子どもができたら、そこにいっぱい時間を使いたい。子どもたちの夢をイエーイってサポートしたい。料理を勉強しているのも、良いママになりたいっていうのが最初の始まり」

さらにローラの夢は続く。それは、自分がおばあちゃんになった時に、恵まれない子どもたちのための学校を作るということ。この想いが生まれたのは、幼い頃の自分の環境があったからだと語る。

7歳でバングラデシュから日本にやって来たというローラ。父と双子の兄、そして義母となる中国人女性との日本での暮らしは、何もかも「わけがわからない」状況だったという。慣れない新しい環境は子ども心に深い苦労があっただろう。

「ベンガル語しか喋れなくて、日本語が一切喋れなかったの。文化も全然違うまま来て。新しいお母さんは中国の人で、中国語しか喋れなかったの。常に緊張していたの、いつも家にいることが」

幼少期は経済的にも恵まれず辛い思いもよし!超えてやるぞ!

学校でも日本語が飛び交う。言っている意味がわからないローラはボディランゲージで感情を表すのが精いっぱい。今の身ぶり手ぶりが多いのも、「そのクセが付いてるんだと思って」と笑う。そうか、「オッケ~」のホッペにたこ焼き作るアレも、そんな沁み付いたクセから生まれていたのか。

経済的にも恵まれておらず、まわりの子たちが持っているモノを羨ましく思っていたというローラ。そんな幼少期の苦労した日々についてこう語る。

「小さい時の悔しい想いとかそういうのって、『よし!超えてやるぞ!』じゃないけど、強いパワーになって後からやって来る。そういう経験があるから今の自分がいるのかなぁと思う」

自分が苦労をした経験があるから、そんな子どもたちの気持ちがわかる。「夢を持っている人たちに少しでもヘルプができたら」――。この想いが「学校を作りたい」という夢に繋がる。視聴者からは

「おれもローラ見習おう」
「ローラ凄いな。自分の甘さを感じるわ」

と絶賛の嵐。ホント、ローラの話を聞いていると、自分の怠慢な日々を情けなく感じ、もはや命を無駄に消耗している気すらしてきてしまう。

自分の努力ではどうにもならない幼い頃の苦労した境遇を、逆にプラスのパワーに変えてしまうローラの強さが眩しい。人によってはプラスの方向に変えることができず、いつまでも卑屈に生きていってしまう人もいるのに、やはり彼女は凄い。どんなに努力してもダメだったときは、さすがに落ち込むというローラだが

「自分が足りてなかっただけだと思って、『足りない!(もっと)やる!』となる」

そう奮い立たせることで自分をアゲていくのだという。やっぱり凄い。ローラ、いつも前向きな言葉を有難う!

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