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ビッグエコーが「ビジネスプラン」を首都圏27店舗で導入! カラオケルームを「第2のオフィス」に

娯楽施設でもあり、会議室でもある

娯楽施設でもあり、会議室でもある

同プランでは、「電源タップ」「HDMIケーブル」「卓上ホワイトボード」を無料で貸し出し。ノートパソコンを大型ディスプレイに接続したり、マイクを使用してプレゼンテーションの練習をしたりすることも可能だ。

導入店舗は秋葉原昭和通り口駅前店、有楽町店、品川港南口駅前店、西新宿センター店など首都圏のオフィス街を中心とした27店。今後も導入店舗を順次拡大する予定だという。また一部店舗ではインターネット無線LANも利用できる。

料金プランは、全店舗一律で1ソフトドリンク付き60分600円。延長30分当たり300円、オープンから19時までのフリータイムは1500円となっている。

「ビッグエコー」を運営する同社とNTTコミュニケーションズは昨年カラオケルームをワークスペースとして活用する実証実験を実施。そこで得られたノウハウを今回のビジネスプランに盛り込んだ。

カラオケ店は、個室で周囲の目を気にすることなく会話できるほか、机に広げた資料を第三者に見られる心配もない。たしかに、ビジネスシーンでの利便性は高そうだ。

「以前からカラオケルーム内で資料作成をするビジネスマンがいた」

ただ、カラオケ店のビジネスプランをめぐっては、競合のシダックス、ジャンボカラオケ広場、パセラなどがすでに導入している。ビッグエコーは後発ということになるが、第一興商の広報担当は、

「ビッグエコーの強みは店舗数が多く駅近でアクセスしやすいことです。例えば急な打ち合わせが入ったとき、急ぎで資料を作成したいとき、近くのお店をすぐご利用いただけます」

と話す。以前からカラオケルーム内で資料作成や打ち合わせをするビジネスマンがいたといい、ニーズはあると考えているようだ。気になる音漏れについても、同担当者は「ビジネス街の昼間の時間帯は比較的静かですが、通常プラン利用者とフロアを分けることも検討しています」と話す。

また他店はビジネスプランの場合、カラオケをすることができないところもある。しかし同店は

「もちろん歌っていただいて結構です。会議や資料作成に行き詰ったとき、終わったときのリフレッシュとしてご活用ください」

と会議後のカラオケに肯定的な回答を得た。カラオケ店で会議をして、歌を歌ってから解散。たしかに新しい働き方だと言えそうだ。

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