母親が子どもに就いて欲しい職業上位「専門職」「教員・公務員」 一方「フード」や「保険」は不人気 | キャリコネニュース - Page 2
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母親が子どもに就いて欲しい職業上位「専門職」「教員・公務員」 一方「フード」や「保険」は不人気

親心が垣間見えますね(図はプレスリリースから)

親心が垣間見えますね(図はプレスリリースから)

調査は今年5月24日、子どもを持つ全国の30~40代の女性を対象に実施。211人から回答を得た。

「将来、就いてほしい業種」を聞くと、「特にない」(32.7%)が1位。親として子どもの職業に口出しをしたくない、子どもに任せたい、という気持ちがうかがえる。2位には「医療・福祉」(26.1%)、3位は「公的機関」(25.1%)が続いた。一方で回答率が低い業種には、「フード」(6.2%)、「マスコミ・メディア」(4.7%)、「保険」「農林水産業」(ともに3.8%)などが挙がる。

「将来、就いてほしい職業」の質問に対しては、「専門職(士師業以外の専門資格・高い技術が必要な職業)」(44.1%)が1位。子どもに手に職をつけさせたいと思っている母親が多いようだ。2位以降には「教員・公務員」(29.9%)、「大企業の社員」(28.4%)、「弁護士・医師など士師業」(27.5%)が続いた。

親としては、子どもには好きな仕事に就いて欲しいと思いながらも、できれば「専門性が高い」仕事に就いて欲しいと思っている気持ちがあるようだ。

8割が「ITやプログラミングに関する知識は必要」

「子どもと仕事について話し合ったことがあるか?」を聞くと、「よく話している」(11.4%)、「何度か話したことがある」(39.8%)、「話をしており、実現するために取り組んでいる」(4.3%)と、過半数の母親が「子どもと仕事について話している」と回答している。だがもう半数は「話をしていない」と回答しており、二極化の様相を呈している。

文部科学省では、2020年から小学校でのプログラミング教育の必修科を検討している。アンケートで「ITやプログラミング」について質問すると、約8割の母親が「ITやプログラミングに関する知識は必要」と答えている。子どもが仕事をする頃には、現在よりもITスキルが必要になる、と考えている母親が多いことがわかった。

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