「共謀罪」成立に『ちはやふる』末次由紀さんらが激怒 「権力が信用できず、気持ち悪い。バカにされすぎ」 | キャリコネニュース - Page 2
おかげさまで9周年 メルマガ読者数
65万人以上!

「共謀罪」成立に『ちはやふる』末次由紀さんらが激怒 「権力が信用できず、気持ち悪い。バカにされすぎ」

末次由紀さんのツイート

末次由紀さんのツイート

『ちはやふる』で有名な漫画家の末次由紀さんは、「共謀罪には反対です。こんなに権力が信用できず気持ち悪いと思ったのはこれまでで一番です。私たち、バカにされすぎではないか」と怒りを露わにした。現代美術家の会田誠さん(51)も、「僕は一般的な国民になる気はさらさらないので、もとより共謀罪には反対です」とツイート。

かねてから政治について発言を続けてきた、お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さん(36)も、

「たまたま政府を英語にしたらgovernmentと出た。mentを抜いたら『支配する』になった。さっきニュースみたら共謀罪が成立してた」

と遠回しに共謀罪を揶揄するようなツイートを投稿した。

法案は通常、委員会で審議・採決されてから本会議に送られる。しかし自民・公明両党は、「中間報告」を実施し、法務委員会での採決を省略。本会議での採決を強行した。こうした採決の仕方について、芥川賞作家の平野啓一郎さん(41)は、「まともじゃない」と一蹴。

「色んな理由で現政権を支持している人も、せめてこの法律と昨日の国会は、理性的に否定すべきではないか?まともじゃない」

「松本人志氏が共謀罪に賛成し、冤罪の発生を容認したことを覚えておこう」

法案の略称は報道機関によって異なっている。例えば朝日新聞や毎日新聞の見出しでは、「『共謀罪』法案」や「共謀罪法」と表記しているが、NHKや産経新聞では「『テロ等準備罪』新設法」と表記。脳科学者の茂木健一郎さん(54)は、「テロ等準備罪」という呼び方に疑問を投げかけた。

「NHKなどは相変わらず『テロ等準備罪』と報道しているけれども、法案の内容は『共謀』そのものを犯罪化して、刑法の体系を根本から書き換えるものだから、『共謀罪』という名前が正確だと思う」

一方で、共謀罪に賛成する芸能人も。松本人志さん(53)は、5月21日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で「正直言うといいんじゃないかなと思ってるんですけどね」「えん罪も多少あるのかもしれないけど、未然に防ぐことの方がプラスが多い気もするし」と発言していた。

この松本さんの発言に対し、ライターの武田砂鉄さんは、

「松本人志氏が『ワイドナショー』で、共謀罪について(中略)賛成の姿勢を示し、(中略)冤罪の発生を半ば容認したことを覚えておこう」

とツイートしていた。

キャリコネニュース編集部では、編集記者・ライターを募集しています。
 

※ウェブ媒体やテレビ番組等で記事を引用する際は恐れ入りますが「キャリコネニュース」と出典の明記をお願いします。

キャリコネであの有名企業の「働きがい」「年収」「残業」の実態を見る

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

アーカイブ