職場や採用の現場で発生するセクハラ問題 どう対処する?AIを活用する動きも | キャリコネニュース - Page 2
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職場や採用の現場で発生するセクハラ問題 どう対処する?AIを活用する動きも

気安く触らないでください

気安く触らないでください

セクハラを事前に防ぐためにも、採用面接をAI(人工知能)に頼る時代がすぐそこまで来ているようだ。

これは、ある企業が提供する採用面接サービスで、スマートフォンのアプリを使い、24時間の面接を可能にするというもの。AI面接官を導入することで、いつでも都合のよいときに面接を受けることができるうえ、場所を選ばないため、地方に住む学生も選考を受けやすくなる。

他にもAIが面接を代行することのメリットとして、面接官ごとに評価がばらつくことがないため、統一した採用基準に基づいた選考ができることや、一人の応募者に割ける時間も多くなることが挙げられる。AIなら、セクハラをする心配もない。

応募者にとっても、企業側にとっても、AI面接官を採用することは、セクハラを予防するために必要となってくるのではないだろうか。【→詳しく見る

水商売で働いている人もセクハラ問題で悩んでいる

セクハラ発言は、一般企業の職場に限ったことではない。キャバクラや高級クラブなど、水商売で働く女性たちも、セクハラの被害に遭っている。華やかに見える夜の世界だが、実はノルマや罰金など、さまざまな問題が起きているという。

水商売で働く人たちの労働組合「キャバクラユニオン」によると、キャバクラ嬢へのセクハラは深刻化しているという。具体例として「口説かれた」「プライベートを根掘り葉掘り聞かれた」といった話が聞かれたという。お客さんからだけでなく、「店長に足や尻を触られた」との例もある。しかしながら、キャバクラ嬢の多くは、自分自身がセクハラの被害に遭っているとは認識していないという。【→詳しく見る

イノッチ「相手がどう思うかを常に考えないと、加害者になってしまう」

以前NHKの情報番組「あさイチ」でもセクハラ問題が取り上げられた。最近、40~60代女性が受ける「セクハラ被害」が多くなっているという。加害者側に「年を重ねた人は、セクハラをしても騒がないだろう」という意識が働いている、と分析していた。

これについてV6の井ノ原快彦さんは、「相手がどう思うかを常に考えないと。そのつもりがなくても、加害者になっちゃう」とコメント。ネット上で賛同の声が出ていました。【→詳しく見る

企業はコンプライアンスの徹底を

対策に乗り出す企業が増えているとはいえ、まだセクハラは頻繁に起きている。セクハラの加害者側の考え方が根本的に変わらなければ、セクハラ問題は無くならないかもしれない。

また、職場の上司や、採用を行う面接官に対しては、セクハラを受けたとしても、なかなか指摘しづらいもの。セクハラがまかり通るような職場では優秀な人材も定着しない。企業はより一層、コンプライアンスの徹底を図っていかなければいけないだろう。

 

※ウェブ媒体やテレビ番組等で記事を引用する際は恐れ入りますが「キャリコネニュース」と出典の明記をお願いします。 

セクハラについて企業の実態をもっと見る

 
 

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