実録!商談・打合せ中のトラブル談 「得意先のチャック全開、指摘すべきか」「新人が激マズかつ不思議な香りのコーヒーをいれる」
「自分自身に関するトラブル」についても聞いた。エンジニア職の20代男性は、新人の頃、自分の椅子が壊れかけていることに気付いた。しかし重要な会議中のため言いだせず、椅子から腰を浮かせながらその場をしのいだという。
「緊張とハプニングで大汗をかきました。冷静に考えれば、新人の私は会議で重要な話をする訳ではないので、静かに席を立って椅子を交換すれば良かったと思います」
一方、豪傑伝説を残した人もいる。クリエイティブ職の20代女性は、日曜日の翌朝8時まで飲んでしまい、そのままの服装で朝イチの打ち合わせに臨んだ。
「ノートと筆記用具とマスクをコンビニで購入、名刺はちょうど切らしていることにし、相手には『普段からこんな格好で打ち合わせ行ってます』感をアピールした」
若いうちは、行動ひとつに「これは大丈夫?」と思ってしまうことも少なくはない。しかしその不安や動揺を完璧に隠すことも、社会人としての必須スキルなのかもしれない。
「猫が引き戸を開けて客の足下に座ってくる」というほっこりハプニングも
「室内環境トラブル」については、「エアコンの設定温度が高すぎて、出席者全員が眠くなった」「6人ほどの会議で何者かがおならをした様子」など、生理現象との闘いが多く寄せられた。
クリエイティブ職の30代男性は、突然来社した取引先の応対をしていたら、怒号が聞こえたという。隣の部屋では専務が、営業成績を叱責していたというのだ。
「あまり取引先には聞かせたくない内容でした。会社に取引先が来社されるケースはあまりなかったので不測の事態ではありましたが、外のカフェに連れ出すべきだったかと……」
聞くだけで胃がキュッとなるトラブルも多いが、中には、
「新人の入れてくれたコーヒーがあまりにも不味く、かつ、なぜか不思議な香りがして、その話題でもちきりに。(中略)ある意味その新人のおかげで商談もうまくいったので結果オーライです」(営業職/30代男性)
「猫が引き戸を自分で開けて客の足下に座る。抱えて室外に出す。が、また入ってくる」(企画・マーケティング職/50代男性)
などほっこりしたハプニングも寄せられた。
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