「子どもの泣き声に耳栓されて心が折れた」新幹線で隣人の対応嘆く母親に批判と心配の声「どう読んでも育児ノイローゼ」

はてな匿名ダイアリーに4月16日、こんな投稿がありました。子どもと2人で新幹線に乗った母親から、隣に座っていた女性の態度が悲しかったと訴えるものです。

出発後20分もしないで子どもが泣き出したため、母親は、窓側にいた女性客に謝ってデッキに移ろうとしました。しかし、女性は無表情でノートパソコンを閉じ、こちらに目もくれず耳栓をして寝てしまったとのこと。話しかける隙はなく、

「その我関せずの態度が、何故かものすごく悲しくて涙が出そうだった」

と嘆いています。(文:篠原みつき)

「あの人にとっては、私も子供も『無』だった」





賛否両論さまざまです

投稿者は、相手は何も悪くないと分かってはいましたが、隣が女性で安心していたこともあり、「大丈夫ですよ」と笑いかけるなどの優しさが欲しかったようです。

「あの人にとっては、私も子供も『無』だった。私はいいけど、私の大切な子供も無、なんだ……と思って悲しくなったんだと思う」

その女性が降車駅で上司と合流し、とても愛想の良い態度で談笑しながら去っていく場面も目撃しました。「この100分の1でも私や子供に向けてくれなかったんだと思ってすごくみじめな気持ちになって」ネットに書き込んでしまったと打ち明けました。

この投稿は注目を浴び、ブックマークは600以上ついています。主に、「耳栓女性は悪くない」逆に、「(投稿者が)どう読んでも育児ノイローゼ」だ、と批判的な意見が大半でした。

「耳栓女性めっちゃいい人じゃん、不快に思ってるのに文句の一つも言わないんでしょ?立派だと思う」

「悪いけど知り合いでもない親子連れにそこまで心を寄せる義務はないとおもう…」

確かに耳栓をした女性は責められるようなことは何もしておらず、投稿者はデリケート過ぎたかもしれません。

「あからさまにシャットダウンされて、謝ることすら拒否されたら辛いよね」

一方で、投稿者に同情的な声も多く寄せられました。

「耳栓して寝たってことは、たぶん普段から新幹線乗って寝るときは耳栓する派の人。普通耳栓持ってないもん」

と指摘した人は、「気にしなくていいと思う。おつかれさま、同志よ」と励まします。

他にも、「少しナーバスになりすぎてる感はあるけど、わからなくはない。あからさまにシャットダウンされて、謝ることすら拒否されたら辛いよね」と理解を示し、心配する声も度々上がりました。

筆者も子どもが小さいときは、公共施設や電車の中で騒がないよう、かなり気を使っていたので投稿者の気持ちは分かります。小さな子どもを連れての外出はそれだけで疲れるものですが、周囲の対応によっても疲弊の度合が違ってきます。ある程度の優しい対応をお願いしたいところです。

とはいえ、周りの人が全面的に子連れに気を使い過ぎる必要もないでしょう。コメントの中には、「聴覚過敏者からすると、パニックを防ぐための最低限の防衛方法で、決して悪意だとか排除とか壁とか、そういう意味ではないので許してください」という声もありました。

投稿者は「隣の女性が羨ましかったのもあるんだと思う」と告白

投稿者は翌日の追記で冷静になり、夫の実家に夫不在で行かなくてはならず、「張りつめたものがあった」と弁明しています。妊娠を望んでいたものの、子どもができる前は仕事が好きで頑張っていたこと、「産休・育休をとって元のポジションに復帰できる職場ではなかった」ことなど、複雑な思いも吐露しました。

「だから、隣の女性が羨ましかったのもあるんだと思う。いかにも仕事が出来そうで、たくさんの人に必要とされていそうで」

実際には、専業主婦の母だってたくさんの人に必要とされていますし、キャリア女性だって失うものが無い訳じゃありません。ただ、投稿者が瞬間的にそう感じてしまった状況に、胸が痛みました。