総務省は中央省庁で随一のホワイト省庁? 職員からも「良心的な職場環境」という声 | キャリコネニュース - Page 2
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総務省は中央省庁で随一のホワイト省庁? 職員からも「良心的な職場環境」という声

働きやすいと評判です

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総務省は早くからICTの活用などに注力し、テレワークの導入や普及・啓蒙活動などを行い、省内でも働き方改革を実現するための職場環境の整備を推進してきた。ITベンチャー顔負けのモデルオフィスとされる行政管理局企画調整課をはじめ、オフィス改革の取り組みは有名で、組織全体の仕事の質や職員一人一人の生産性向上に取り組んでいる。

実際に口コミでも「テレワークの導入に注力しており、省庁の中ではもっとも実施割合が高いらしい。また、近年は女性だけでなく男性について、育休の取得にも以前と比較して寛容になっている。そのため、出産・育児・介護などが発生した場合でも、それまでと同様に働くことは可能な環境は整いつつあると感じる」(20代後半 男性 550万円)など、好意的な評価が多い。

「組織目標として超過勤務の削減が掲げられていることもあり、定時退庁が推奨されています。ただし、業務の繁閑があるのでこの限りではありません。また、職員間の差もまだまだあり、残業がほぼ皆無な人からかなりしている人までみられます。休日出勤の状況も部署によって異なりますが、代休は確実に取得できます」(30代前半 女性 380万円)
「残業時間に応じて残業代や手当はでるので不満はまったくありません。残業や休日出勤はあらかじめ相談をうけるのでいやならいやといえる環境で、たいへん良心的な職場環境だと思います」(30代後半 男性 500万円)

2010年の書き込みでは、「とにかくサービス残業が多い。そのため時給換算してしまうと空しい気持ちになる。査定制度は一応は存在するが、ほぼ形骸化している」(20代後半 男性 500万円)といった声も見受けられたので、”働き方改革”の成果が現れているということだろう。

「地方出向の機会も多い」「20代から法令改正に従事」

総務省の特徴として所管している制度の規模が大きいことなどもあって、「予算及び規模については、民間よりも大きなものが多くやりがいはあると思う」(40代前半 男性 800万円)といった、やりがいを指摘する口コミも目立つ。

「地方出向の機会もあることから、国の立場、地方の立場を両方経験することができ、自己のキャリアアップや視点の広がり、人脈の拡大を図ることができ、それを仕事に生かすこともできる」(20代前半 男性 300万円)
「やはり、国家公務員として、日本を動かす仕事に携わる訳なので、やりがいは十分に感じられることが多いと思います。毎日の業務が夜のニュースや翌日の新聞に掲載されることもあり、多少勤務時間が長くても責任感を持って携われることができるのではないでしょうか。20代から法令改正に従事します。あとは、やはり上に行くと、国会議員を相手にすることも多く、自分が日本を動かしているんだという自負を強く持つことができると思います」(30代前半 男性 500万円)

報酬については「同学歴の民間企業勤務の同窓生に比べれば低い。その分、雇用の安定性が保証されていることで納得するしかない。昇給についてはほぼ一律。評価制度が最近、導入されているが、まだまだ個々人の能力により大きな差がつくというレベルではない」(20代後半 男性 500万円)と、手放しで納得しているわけではないものの、福利厚生と合わせてそれなりに満足できているといった内容が見受けられる。

「今時の民間企業に比べて大きく優っている点は官舎。東京勤務であるので、首都圏の官舎を借りた場合、周辺の賃貸の10分の1程度の安価な金額で住環境を得ることが出来る。ただ、その分、設備・築年数等については目をつぶらざるを得ないが」(20代後半 男性 500万円)
「福利厚生は公務員なのである程度恵まれている。官舎住まいなら安く住めます。一方、民間アパートを借りる場合は、手当があまり高くないので、結構な負担になると思います。夜遅くなることも多いので、霞ヶ関から比較的近い(山手内)に住む人も多いです」(30代前半 男性 500万円)

ブラックな職場ほど口コミの書き込みが多い傾向があるが、総務省の書き込みは比較的少なめだった。部署などによる差もあるようで課題が全くないというわけではなさそうだが、他の中央省庁などの書き込みと比べると、総務省は”ホワイトな職場”と言えるかもしれない。【総務省で働く人の口コミはこちら】

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