救急車のコンビニ立ち寄り「仕事してないと思う人もいる」 街の反対意見にネット震撼「どんだけブラック」 | キャリコネニュース - Page 2
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救急車のコンビニ立ち寄り「仕事してないと思う人もいる」 街の反対意見にネット震撼「どんだけブラック」

画像は番組公式サイトのキャプチャ

画像は番組公式サイトのキャプチャ

これらの反対意見には、

「飲み物買うって言ったって、救急隊の方々は呑気にコンビニで長居してるわけでもなかろうに、こんなことも許してくれない人たちがいることに驚き」
「『コンビニ寄ってるのサボりでは?』みたいな『私に害はないけど私はそう思うのよ!』系クレーム、うるせぇお前が勝手に思ってるだけだろ知るか!としか言いようがないので救急隊の方は華麗にスルーしてほしい」

といった声が相次いでいた。「休む間も無く出動要請に応じ、救急活動している救急隊に対し『コンビニ寄るな、水買うな』って、どんだけブラックなの?」と呆れる声も少なくない。

また、賛成者の中に「救急車の中に1日分の飲料を置いておくことは出来ないのかな」と疑問を呈した30代の女性がいたが、この意見については、

「1日分の飲料置いとけって、何本置くと思ってんだよーその分場所もとるし…」

と困惑する声もあった。

番組のアンケートでは、46人のうち半数は賛否に関わらず「救急車が止まっていると何事かと驚いてしまう」と答えていた。スタジオでは伊藤利尋アナが「驚くからコンビニに寄っちゃだめ、ということは無いと思いますけれど」と意見を述べていたが、ネットでも同様に「赤色灯光ってるかどうかで判断できるだろ」というツッコミが多く見られた。

デーブ・スペクター「堂々としてればいいと思います」

番組では、ある1日の救急隊員のスケジュールが紹介されていた。場合によっては5連続で出動し、間の24時間勤務で18回出動していた。消防署に戻り待機できる時間は、短い時には2分しかなかった。

まとまって時間が取れたのは、深夜0時前。それでも、116分の待機時間の中で、1件15分ほどかかる報告書作成や食事、仮眠を済ませなければならず、ゆっくり落ち着ける時間はない。

スタジオではデーブ・スペクターさんが、「消防士や救急隊のみなさんは街のヒーローなんですよ。励ましも含めて『コンビニに来てくれた!』という気持ちがあってもおかしくないくらいですよ」と、コンビニ立ち寄りに賛成の立場を示した。

「アメリカでは、警察官がコンビニに立ち寄るとみんな大喜びするんですよ。治安面や激励の意味もあって。でも日本だと、警察官がコンビニに入ってくるとものすごく恐縮しながらお弁当とか買っていかれるじゃないですか。堂々としていればいいと思いますけどね」

笠井信輔アナは「厳しい意見が出るのは、地域によっては、消防車救急車は飲食のために店に立ち寄ってはいけないという決まりを設けているところもあるから」と、反対意見にが出る背景について説明していたが、伊藤利尋アナは

「ただまあ、理解を広げるための取り組み、そして理解を広げることの意味がまず大きいんじゃないでしょうかね」

とまとめていた。

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