タッキー&翼の解散でメニエール病に注目集まる 「再発予防にはストレスや過労を避けることが大事」と医師語る | キャリコネニュース - Page 2
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タッキー&翼の解散でメニエール病に注目集まる 「再発予防にはストレスや過労を避けることが大事」と医師語る

画像は公式サイトをキャプチャ

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突然の解散発表への驚きもさることながら、現在も療養中と発表された今井さんの病状を心配する声も多く出ている。

メニエール病の症状としてよく知られているのがめまいだ。ぐるぐると回転するようなめまいや、吐き気、耳鳴りなどが突発的に起きる。こうした症状が繰り返されるため、日常生活に支障が出る人も多い。内耳のリンパ水腫が原因で起こると考えられているが、リンパ水腫が起こる原因は特定されていないため、対処療法で寛解を目指すのが現在の治療方法だ。

慶友銀座クリニックの大場俊彦医師によると、「寝なければいけないような急性期のめまいは、数日から数週間単位で落ち着く」という。めまい症状や耳鳴り、耳のつまり感などが改善した後も、めまいの具合や聞こえの程度によっては投薬治療を続ける。

症状が収まった後は、めまいが再発しないよう、ストレスや過労を避けて生活することが望ましいという。

「メニエール病のめまい発作は、ストレスや睡眠不足、過労が誘引すると見られています。適度な睡眠を取り、適度な運動をしてストレスを発散することが大事です。塩分やアルコールの過剰摂取も避けるべきです。今井さんはダンスなどもやっているので、急性期が収まった後は、仕事自体がストレス解消になることもあるかもしれません」

また、荒井耳鼻咽喉科の荒井和夫医師は「症状がよくならない場合は、内耳のリンパ液を出す手術する人もいます。ただ、手術によって必ず良くなるわけではなく個人差があります」とも言う。「めまいの再発を予防するために、朝起きた後に安静になるのも効果的」だと話していた。

経験者からは気遣う声「静かに過ごしてよくなって欲しい」

難病情報センターによると、国内の患者数は3.5万人から5万人。症状は個人差が大きく、「発症後2年程度で軽快する群とめまい発作が持続する重症化群に2分され、後者では10年余に及ぶ場合があり、社会生活上の影響は極めて大きい」とも言われている。

ネットでは、メニエール病の経験者から

「まだ20歳やけどメニエール病なったことあって、歩かれへんし転けるし横になってても目瞑っててもずっと目眩起こって何もせんでも吐く」
「私もなってしまったから分かるのだけどメニエール病は、ほんとに起き上がれないし、繰り返すし、ストレスと睡眠不足が一番よくないから静かに過ごしてよくなって欲しいと思う」

と、病気の辛さを訴える声も出ていた。

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