平成で終わらせて!冠婚葬祭の謎マナー「祝儀袋のお札の向き」「香典返し」「招待状の返信に句読点を使わない」

その上で、こういったマナーを破ったところで怒る人なんているのかどうか疑問に感じているということだ。

分かる分かる、大いに分かる。僕も就職活動をする頃になって「なんと……そんなマナーが存在していたとは」と、絶滅寸前の因習めいたマナーを叩き込まれた。ノックの回数も「2回はトイレだからダメ」と、注意された記憶がある。でもその注意をしてきた大人が室内に入ってくるとき、思いっきり2回ノックしていた。

で、例によってこのトピックには、マナーのめんどくささ、煩わしさに音を上げている人々の声が多数寄せられている。掲示板の性質上女性が多いものだけど、特に目立ったのが冠婚葬祭にまつわる苦悩だ。いくつか紹介させていただきたい。

「祝儀袋などのお札の入れ方(向き)。日本のしきたりはめんどくさい」
「結婚式のオープントゥ。つま先が出る=妻が先に出る、で縁起が悪いからNGとかいうやつ」
「披露宴で、お葬式みたいにならないよう、新婦のゲストは黒でなく華やかな色の服を着てあげましょう、みたいなの。お祝いに来てくれるだけで十分だと思う。華やかにしたいのなら、本来は、ゲストに負担をかけるのではなく、会場の装飾にお金をかけたり、親族側の服装を華やかな色にするのが先だと思う」
「香典返し。例えば世帯主が亡くなって、これから子供と生活していかなくてはならない時に、お返しまで用意するなんて正直きついと思う」

もう、なんか読んでるだけで「あ~分かるわ~俺もそれ嫌だった」とうなずくような意見が目白押しだった。

冠婚葬祭のマナーって時代にそぐわないものも多いけど、かと言って省略すると露骨にカドが立つので、脱却しようがないアリ地獄みたいなものなんじゃないだろうか。お猪口の注ぎ口がどうこう言っているようなマナーなんかは無視しても全然問題ないけど、結婚や葬式にまつわるマナーって、ムダと分かっていてもやらないと社会性を疑われるし。

まあ、大昔から疎まれながらも、こうやって紡がれてきたんだろうな。