「カメ止めやシン・ゴジラをテレビで見て批評家ぶる人が嫌い」に賛否「時期が過ぎても何か言う自由はある」

コメント欄には、

「わかる。すべてのものに鮮度ってあるからなあ」
「すごくわかる。わざわざ文句つけにいくならそれなりの切実さを期待したいのだけど、雑に切って捨てる爽快感に酔ってリアルタイムで追うほどの情熱もないのにいっちょ噛みみたいな感想だと、本当にうんざりする」

と共感を示す人もいれば、

「鮮度の高い批評しか認めないとか随分傲慢だなあ。別に時期が過ぎても何か言う自由はあるだろうに」
「たまたま当時見る機会が無くたまたま大したことないと感じただけでこの言われよう」

と、反論する人もいた。

映画が地上波で放送された後、「これを映画館で見た人は金を無駄にしたな」的な意見は散見される。しかし、「テレビ放映で映画を見る行為って、ジェットコースターをVRで体験するくらい別物だと思う」という声があるように、映画館で見るのと家のテレビで見るのとでは全く印象が違う。少なくとも映画に関しては、お金を払っていない人が払った人をバカにするのはズレているように思う。

投稿者の主旨とはやや逸れるが、「こういう話を聞くたびに何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ!って言いたくなる」と、否定的な感想を言うこと自体に疑問を持つ人もいた。

この意見はごもっとだが、今は共感が重視される時代。作品に対して「つまらない」と思った時、SNSやネットで気持ちを吐き出し、共感を求めようとする人は多い。たとえその環状がネガティブなものであっても、吐露する人は減らないだろう。

「赤の他人の感想が気になるのって、やっぱネット時代ならではの感覚なんだろうね」

映画にしろ飲食店にしろ、お金を払う前にネットのレビューを確認するのは今や常識だ。ただ、そのレビューがノイズとなってしまい、自分の感覚で楽しめなくなり、本当に楽しいものさえ「楽しい」と思えなくなる恐れがある。人生を楽しむためには、ネット上の声と適度に距離を取る必要があるのではないだろうか。