20代女性の半数「本当は専業主婦になりたい」 「女性が社会で働くには不利な点が多い」が7割 | キャリコネニュース - Page 2
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20代女性の半数「本当は専業主婦になりたい」 「女性が社会で働くには不利な点が多い」が7割

有職女性619人に現在の生活について聞くと、「満足している」が51.4%。子どもがいる有職女性(56.9%)は全体より5.5ポイント高くなった。「今後(も)、バリバリとキャリアを積んでいきたい」は43.3%。特に20代(54%)で高くなった。

「女性が社会で働くには、不利な点が多いと思う」という回答は70%にのぼった。子どもがいる有職女性は74.9%と全体より4.9ポイント高い。働く環境において、仕事と子育てを両立していく難しさを実感する機会が多いのかもしれない。

また「本当は専業主婦になりたい」は36.7%で、3人に1人は専業主婦志向ということがわかった。年代別にみると、20代(53.2%)は全体より16.5ポイント高い。同社は、20代ではバリキャリ志向と専業主婦志向が同程度で存在することを受け、

「夫婦共働きというライフスタイルが浸透しつつある中で、夫婦で家計を担うために仕事を頑張りたいという心情と、本当は家事に専念する専業主婦になりたいという心情の両方を抱える姿が、垣間見える結果といえるのではないでしょうか」

とコメントしている。

時給換算すると、最高額は「未就学児の育児」で1488円

全員に日々の家事・育児・地域活動などを時給に換算するといくらになると思うかを聞いた。平均額が最も高かったのは「(未就学児の)育児・世話」(1488円)で、次いで「(小学生以上の子どもの)育児・世話」(1230円)となり、子育て関連が上位2つを占めた。

3位以降、「PTA活動」(1098円)、「食事の準備・後片付け」(1097円)、「親戚づきあい」(1009円)となった。責任ある対応が求められる育児や学校教育活動などが、価値が特に高いと捉えられているようだ。6位以降には、「掃除・洗濯」(959円)、「地域とのつきあい」(890円)、「お買い物」(878円)、「地域社会での貢献」(865円)と続く。

過去調査と比較すると、ほとんどの家事労働で平均額が年々上昇している。特に「(未就学児の)育児・世話」は2013年調査から26%上昇した。同社は、「家事労働は価値や難度・貢献度が高いという認識が、女性に浸透しつつあるという状況の表れでは」と推測している

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