ルノアールが紙巻きたばこ全面禁止へ「店舗スタッフの健康に配慮した」利用客減少は「あまり心配していない」 | キャリコネニュース - Page 2
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ルノアールが紙巻きたばこ全面禁止へ「店舗スタッフの健康に配慮した」利用客減少は「あまり心配していない」

同社が運営する直営店には、銀座、上野、鎌倉に全面禁煙の店舗がある。どの店舗でも、禁煙化が経営に大きな影響を与えることはなかった。

運営形態のうち「喫茶室ルノアール」は、担当者が「以前は喫煙のお客様に非常にお世話になった」と言うほど愛煙家の利用が多い。今回の紙巻きたばこ全面禁止で利用客が減る可能性もありそうだが、「あまり心配はしていない」という。

過去、エリア分煙だった店が完全分煙になった際、禁煙席の環境が良くなり、「今まで足が遠のいていたお客様が来店されるようになった」ためだ。紙巻きたばこ禁止でも同様に、新たな客層の取り込みを期待しているようだ。

加熱式たばこは現在、健康に害があるかどうか明らかになっていない。担当者は「今後健康への影響が確かになるにつれ、法律が変わっていくと思う。弊社でもそれに準じる形で対応する」と話していた。

紙巻きたばこへの喫茶チェーンの対応は、各社で分かれている。ドトールコーヒーショップを運営するドトール・日レスホールディングスは今年1月、受動喫煙への対応策を発表している。同社は店舗を「完全禁煙」「紙巻きと電子たばこ可」「電子たばこだけ可」の3つに分類するとしている。

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