取得率たったの6.16%!男性の育休はなぜ広まらない? 「取得例はない。今後も改善されるか怪しい」という企業も

しかし、多くの企業ではまだまだ男性が育休を利用するのは難しいようだ。

「産休育休などサポート体制は手厚く、時短勤務もあるため女性の離職率はかなり低い。男性の育休取得率は低い」(営業マネージャー、30代後半、男性、正社員、年収600万円)
「女性が多い業界のため、産休、育休制度はしっかりと活用されている。育休から復帰する女性も多い。男性の育休はない」(その他、20代後半、女性、正社員、年収430万円)
「出産・育児に関して、女性は基本的に都合を考えてもらえることが多いが、男性の育休の取得例は無いと思われる。今後も改善されるかは怪しい」(営業、20代前半、男性、正社員、年収400万円)

厚生労働省が今年6月に発表した「雇用均等基本調査」によると、2018年度の男性の育休取得率は6.16%と”過去最高”を記録した。過去最高で6.16%だ。女性の取得率82.2%と比べるとはるかに少ない。取得日数を見ると、男性は「5日未満」が 36.3%と最も高く、次いで「5日~2週間未満」が35.1%、2週間未満が7割を超えている。女性が1年近く取得するのと比べると、まだまだ短い。

男性の育休に必要性を感じていない企業も多いのだろう。企業が後ろ向きなら、仮に制度があっても利用しやすい空気は皆無だ。育休を取得すると出世から外れる、他の社員に迷惑がかかる、休める雰囲気がないなど、社員が育休希望を出しづらい雰囲気が蔓延している場合もある。

男女共働きが当たり前となった今、男性も育休を取得して社会復帰できる道を作ることは重要だ。男女ともに働きやすく、子育てと両立しやすい労働環境が求められる。【参照元:キャリコネ】