カンニング竹山「内定辞退にはブチ切れてやりゃいい」 勇気を出して電話してきた学生に”ブチ切れ”でいいのか

竹山さんは、たまたま別の番組で内定辞退セットを開発した担当者と話をしたことがあるそうで、「めちゃくちゃ売れているらしい」として、みんな同じ文面になってしまうが、こういうものを作らないと「めちゃくちゃバックレる学生が多いから」と語った。

内定辞退セットとは、見本文を便せんの上からなぞれば内定辞退の手紙がすぐ書けるというもの。去年12月下旬に発売され、売り切れの店が続出するヒット商品になっている。キャリコネニュースでも取り上げた。

竹山さんは電話のかけ方の細かいマニュアルを見ながら、「こういうのやったことないからだろうね」と腕組みし、

「人事担当者はさ、勇気出して電話かけてきた人に対してめちゃくちゃブチ切れてやりゃ良いのにね」
「そういう経験を一回させたほうが(いい)。なめ切ってんだよ」

などと、強めに語り周囲の笑いを誘っていた。

ただ、学生に活を入れてやれという趣旨のコメントだがパワハラや行き過ぎた指導などが問題となる中、これはいかがなものだろうか。内定辞退セットが売れる背景には、学生が「人事担当者にしつこく引き留められる」「何と言って断ればいいか分からない」などの理由がある。慣れない電話でただでさえ緊張しているのに、「めちゃくちゃブチ切れ」られては、余計に委縮して電話できなくなるのではないだろうか。

千秋、「入社式当日に内定辞退しに行った」エピソード語る

一方タレントの千秋さんは、「入社式当日に内定辞退しに行った」というエピソードを語っていた。30年ほど前のことで、景気がよく売り手市場だったころだ。

内定をもらってからオーディションに受かったので、すぐに内定を断りたかったが親に反対されたりして悩んでいるうちに入社日になってしまったという。しかし、社長は「怒られるのを覚悟でわざわざ来たことがえらい」と褒めてくれ、壮行会で芸能界入りを激励されたと語っていた。

内定辞退は早めに伝えるほうが良いことは言うまでもないが、どんな形であれはっきりと辞退を伝えることで、実際に入社する会社でのスタートが気持ちよく切れるというものだ。

千秋さんの場合はレアケースだろうが、「内定辞退セット」が売れる背景には、無理な引き留めも大きく関係している。SNS上では、「内定辞退を伝えたら水をかけられた」という話もある。企業は採用活動にかなりのコストをかけており、内定辞退されるのは痛手だ。だが、学生にも人生がある。せめて勇気を出して連絡をしてきた人には、広い心で受け止めてほしいと思うのはわがままだろうか。