新型コロナで友情にヒビが入った30代女性「人には自宅待機を勧めるくせに、自分は密の飲み会に参加した」 | キャリコネニュース - Page 2
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新型コロナで友情にヒビが入った30代女性「人には自宅待機を勧めるくせに、自分は密の飲み会に参加した」

女性が働く店舗には、計4人のスタッフがいる。曲者の店長をはじめ、それを上回る癖の強さで自己主張が強いスタッフ、そして女性が唯一「気が合う」というA子の3人だ。女性はA子について、

「温和な性格で、それなりに意見も一致する間柄でした。他の2人に対する不満も、お互いになだめあいながらやってきました」

という。しかしコロナ騒動により、2人の間には徐々に亀裂が生じた。それは緊急事態宣言が発令される少し前の時期で、店舗が時短営業をしていた頃だったという。女性は当時、よくプライベートで音楽イベントに参加していた。

「A子さんもそのことを知っていて、『今ライブとかそういう集まりに参加するのはやめた方が良いんじゃないですか』と言われました。その時は確かに、それはそうかもと思い、結局イベントに行くことをやめました」

その際、A子は「2週間は自宅で待機していた方がよいかもしれませんよ」とも言っていた。ところがその夜、別の部署で働くスタッフから送られてきた飲み会の動画を見て、A子が参加していたことが分かった。

「あれだけのことを言っておきながら自分はどうなの……」

そのスタッフから回って来た動画は、「”今みんなで飲んでる~”という感じのよくある若者のにぎやかな風景」だったという。部屋には8人ほどおり、密の状態だった。

「ソーシャルディスタンスどころではないのが一目瞭然でした。私の音楽イベントよりむしろそっちの方が、いざとなったらクラスターが発生しそうな感じですよ。A子さんには、あれだけのことを言っておきながら自分はどうなの……という疑問を持ちました」

女性が動画を見たことは、A子には伝えていない。そのため女性は「おそらくA子さんは、飲み会があったことを私が知らないと思っているでしょう」という。

「だから私だけが知り得る、私の中で信頼というものが崩れた瞬間でした」

と綴っている。

※キャリコネニュースでは引き続き「新型コロナで人間関係にヒビが入った人」「新型コロナで散財したものは?」に関するアンケートを募集しています。

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