生きるために仕事をする。 固定概念にとらわれない自由な生き方という選択。 | キャリコネニュース - Page 2
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生きるために仕事をする。 固定概念にとらわれない自由な生き方という選択。

▲職場のみんなと参加した社内ソフトボール大会

▲職場のみんなと参加した社内ソフトボール大会

「生きるために仕事する」という矜持を抱えながら就職活動をして見つけたOKI。 化学専攻の木村 広太がOKIを選んだ理由──家庭と仕事の両立ができる雰囲気がある一方、優秀な先輩たちに囲まれある種の緊張感を保ちながらも仕事に勤しめる、そんな環境にありました。【talentbookで読む】

生きるために仕事したい──家庭と仕事の両立のために

中学のころ量子論をきっかけに物理や化学に興味を抱き、大学では化学専攻で物理化学の研究をしていた木村。

木村 「量子論では、私たちが当たり前のように知っている普通の法則が成り立たないんです。そういう奇妙な世界に心引かれました」

大学では化学の道を歩んでいた木村ですが、就職活動では、研究内容を生かすのではなく、「自分が行きたい」と思える会社と出会うため、業種を絞らずに企業を見ていました。

木村 「『生きるために仕事をする』。その手段としていろんな仕事があると思っていて。化学専攻だからって、必ずしも化学の道に進む必要はまったくないと思うんです。

また私は仕事だけでなく家庭も大切にしたいという強い想いも抱いていました。だから、業種を絞らずに就職活動をしていました。将来のことを考え、働く可能性がある勤務地や制度も見ていました」

幅広く業界を見ていた木村だが、就職活動は難航。ちょうど考え直していたころ、OKIと出会うことになります。

木村 「リクルーターの方から直接連絡をもらいました。そこからメールでいろいろ質問もさせてもらって……。

歴史の長い会社なのでまじめな人が多い印象はあったのですが、実際に座談会に参加して改めてその通りだな、と思ったんです。そして、仕事を誠実にこなし、家庭との両立もしている。それが自分の働く環境としても合っている、そんな風に感じました」

企業選びで大切にしていたポイントと合致し木村はOKIへの入社を決めました。

すべてが新鮮。ゼロからのスタートだからこそ経験できていること。

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入社して3年間「光センシング」の研究開発に携わっている木村。大学の専攻とは違う分野を歩むことになります。

木村 「1年目は光ファイバーセンサー、2年目からはレーザー振動計に携わっています。大学での専攻とは違う分野なので、初めは業務についてくことが大変でした。信号処理など学生のときにやっていないことは、ゼロからのスタートです。また、特許の執筆など、初めてのことも多かったです」

入社して不慣れなことで苦労した木村。しかし、そんな中でも楽しさを見いだしています。

木村 「わからないところは先輩から本をお借りして勉強したり、周囲の方に教えていただいたり、ネットで調べるなどしています。実際、学会参加してもまだわからないところもあり、理解が足りていないと痛感することも多いです。ただ、初めて携わる分全部が新鮮でした」

現在、木村は先輩とふたりで研究を進めています。まだ勉強中なところもありますが、自信を持ちながら業務をできるようになってきました。

危機感が自分に火をつける──周りの研究職の人から刺激をもらいながら

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OKIに入社して三年がたち、研究開発を行う中で、このようなことを感じるそうです。

木村 「周囲の方々が本当に優秀で。もともと光通信を扱っていた部署ということもあり、光学の知識量がすごいんです。自分が質問して、こうなんじゃない?ともらったアドバイスで実験をすると、うまくいきます。

論文を検索すると、先輩の名前がたくさん出てくることもありますね。このような方々がいるからOKIの光技術の研究を進められたんだなと思っています」

そのような優秀な方々に囲まれる環境だからこそ、木村は危機感を抱いていました。

木村 「上司からはよくやっている、と言葉をかけてもらうのですが、自分は周りの研究職の人たちに比べるとまだまだだなと。先輩と同じ年代になったときに今いる先輩のようになれるのか不安になります。だからこそ常に論文を読み、勉強をし、知識を増やすようにしています」

勉強を継続している木村ですが、4月からレーザー振動計の実証実験がスタートしました。

木村 「きっかけはOKIの製品展示会でした。頑張ってきたからこそ、お客様から声をかけていただき、実証実験にまでつながったと思っています。ふたりで頑張ってきた研究内容で、ぜひ成果を出していきたいです」

もっと自由に──現在もひた走る木村が贈る学生への言葉

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仕事とプライベートで充実した日々を送る木村。研究職として充実した日々を送る一方、リクルーターの顔も持っています。

そんな木村は、リクルーターとして多くの学生を見る中で思うことがありました。

木村 「固定観念にとらわれて就職活動をしてしまっている人が多いと思うんです。学生時代にこの研究をしてたから、仕事もこの分野じゃないといけないみたいな感じで。自分自身で決めつけてしまっている学生が多く、もったいないことをしていると感じています」

そのように思うのは、「自身の選択が間違っていない」と感じているからでした。

木村 「自分の就職活動時の考えにも通じますが、生きるために「仕事」という手段があると思っています。私は仕事と家庭を考え、OKIを選択しました。

結果として、苦労はあったものすてきな先輩方にも恵まれ、仕事に励むことができています。そして、社内制度を使って育休も取得します。学生の皆さんにも、もっと自由に自分の生き方を考えて、就職活動をしてもいいんじゃないかって伝えたいですね」

生きるために仕事をする。仕事と家庭との両立を胸に今日も木村はひた走ります。

沖電気工業株式会社

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