ニンテンドースイッチ、品薄解消は間近か 任天堂「生産状況はおおよそ回復」 | キャリコネニュース
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ニンテンドースイッチ、品薄解消は間近か 任天堂「生産状況はおおよそ回復」

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ニンテンドースイッチの品薄状態が続いている。「ヨドバシ・ドット・コム」では6月22~23日にスイッチおよびスイッチライト各色などの抽選販売を実施。当選倍率は、締め切り9分前の時点で最大114倍と表示されていた。

これまでには任天堂の通販サイト「マイニンテンドーストア」や、「ビックカメラ.com」などでも抽選販売を実施。結果発表の度に、ツイッター上では「またハズレた。もう何回目?」などと落選報告が相次ぐのが恒例になっている。

転売相場は「定価+1万円強」 落ち着くのはいつ頃?

品薄状態を利用して、ひと儲けしようと企んでいるのは転売ヤーたちだ。本体の希望小売価格2万9980円(税別)に対し、メルカリの転売相場は4万3000円前後。中古でも4万円弱が相場のようで、新品定価を大幅に上回っている。

任天堂の広報は、品薄状態から高倍率の抽選販売や、高額転売が横行している現状について「把握している」とする。4月上旬にはキャリコネニュースの取材に対し、部品の多くを中国で生産していることなどから、生産および出荷の遅れを認めていた。だが、現在は

「生産状況はおおよそ平常に戻ってきている」

と答える。供給状況はほぼ100%に回復しているものの、外出自粛や「あつまれ どうぶつの森」などの人気タイトルの発売に伴う需要がそれを上回っており、現状は品薄が解消できていないとみられる。

今後の品薄解消の見通しについては「市場次第なので分からない」と回答するにとどめた。だが、最近は抽選販売の頻度や、ツイッター上でみられる当選報告の数も増えており、高額転売の相場も一時と比較すると落ち着きを見せ始めている。

同社が5月に公表した年度決算によると、スイッチ本体の販売本数は2103万台で、前年の1695万台から大きく数を伸ばしている。

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