医療職をする新潟県の50代男性は、建物と土地を含めた4000万円のローンを完済。すでに2人の子どもは社会人で結婚を控えており「とりあえず子育ては終わったのかな」という。また、
「リフォーム代も完済した。豪雪地域のため、地区内で設置する消雪パイプの費用も払い終えた。おかげで貯金はほぼゼロになってしまったが、そこまで生活に困ってはいない」
と綴る。男性は同じ年収帯の一般家庭と比べて「旅行に行けていないのが違う点」といい、その理由について「上の子が野球バカだったので、かれこれ10年近くかな」と振り返る。
そんな男性も「上を見ればきりがないが、70才まであと10年。老後のために、ひと踏ん張り」と意気込んでいる。
「食費は切り詰めたり、特に我慢することもない」
同じく新潟県の50代男性も住宅ローンを終えている一人だ。技術職として年収約720万円で専業主婦の妻を養う。いろいろと優遇もあり「手取りでは600万円は軽く超えます」という。ただ「妻には内緒ですが」と前置きし、
「会社から出張費として毎月4万円ほどの現金支給があります。そのため年収のトータルは770万円くらいになると思います」
と明かす。子どもは2人いるが「ともに社会人」と現在の生活感について綴る。
「家のリフォームも終え貯蓄は底を尽きましたが、生活は楽です。会社は通勤時間がかかるものの、週休2日で残業も月8時間と楽なものです。食費を切り詰めるなど、何か特別に我慢していることはありません」
また、
「私も妻も若い頃から無駄遣いをしない方だったのと、物欲に対する価値観も同じなので、無駄なことにお金をかけません。おかけで生活には余裕があると思います」
とも書いている。
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