任天堂の決算が”バケモノ級”と話題に 品薄続くスイッチは「新型コロナ再拡大で生産に支障出る可能性」 | キャリコネニュース - Page 2
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任天堂の決算が”バケモノ級”と話題に 品薄続くスイッチは「新型コロナ再拡大で生産に支障出る可能性」

好調の要因は、コロナ禍における”巣ごもり需要”の高まりだろう。同社の主力ゲーム機「ニンテンドースイッチ」「ニンテンドースイッチライト」の販売台数が前年同期比2.7倍の568万台に達したほか、3月に発売した人気作「あつまれ どうぶつの森」の大ヒットも貢献した。

同作は、無人島に移住したプレーヤーが自由気ままに島づくりを楽しめるゲーム。コロナ禍で外出自粛の動きが広がる中、ほのぼのとした世界で他のプレーヤーと交流できる点が受けたとみられる。

今期の販売本数は1063万本で、累計販売本数は2240万本にのぼる。さらに、期間中に初めてプレイされたニンテンドースイッチ本体(ライトを含む)のうち、初日に「あつまれ どうぶつの森」をプレイしたものが全体の半数にのぼるという。同作がいかに本体の売上をけん引しているかが分かる。

ネット上ではスイッチの”当落報告”が恒例化

一方のニンテンドースイッチ本体(ライトを含む)については、依然として品薄状態が続いている。同社は2月、新型コロナウイルスの影響で一部部品の調達に支障があるとして、生産および出荷の遅延を発表。だが、現在については「概ね生産状況は回復した」という。ただ、

「今後、新型コロナウイルス感染症の影響が拡大した場合、生産等に支障をきたす可能性があります」

ともしており、生産から店頭に並ぶまでにタイムラグが生じることや、需要が高い状況が続いていることで、依然として品薄が続いているという。

ニンテンドースイッチ本体の販売をめぐっては、各家電量販店などが不定期で抽選販売を実施。倍率が100倍近くにのぼることも多い。メルカリなどでは、定価を大幅に上回る高額転売者から購入する人も多くみられ、人気はしばらく続きそうだ。

ツイッター上では、抽選に応募した人が結果報告する投稿が恒例になっており、毎回「スイッチライトの抽選当たったあ!」「Switch抽選11連敗!!」などと投稿する人が相次いでいる。

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