女性はその理由について、

「お客さんの気持ちとしては多分『今はマイバッグなどを持ってないから、買いたいものもあるけど面倒くさいのでいいや』と思っているのでは。だから以前より利用する頻度が減ってしまったのだと思う」

と推測する。また、それとは別に、迷惑な客の行為についても明かす。

「お客さんに汚いマイバックを投げられて、それを触って商品を入れなければいけないのが、ちょっとうんざりする。しかもわたされた袋が異常に小さく、どうしたって商品が入らない時もあった」

また団体客がレジに一人ずつ横並びし、全員分の弁当や飲み物などをスキャンしていたら「ひとつのマイバックにどんどん詰めてくれ」と言われてことがあったとも明かす。

「潰れやすいものが下になったり、温かいものと冷たいものもごちゃごちゃになったりで、最終的に袋はパンパンになった」

ただ、これに関して「さすがに客も文句は言ってこなかったから、まだ良い方」とも綴っている。

「スリッパとキッチン用品を一緒に入れたら『あり得ない』とお客様に怒られました」

中には、レジ袋の問いかけに一度は「いる」と答えておきながら、しばらくして「やっぱりいらない」と言ってくる客もいるという。さらに、

「温かいものと冷たいものを『一緒に入れてもいいですか』と聞かねばならないなのだが、さすがにレンチンしたものをアイスと一緒にするのは、何だか申し訳ない」

ということも悩みの一つだと綴る。こうしたことを踏まえた上で「うちの店は袋が大か小しかないので、中間の袋がほしい」と訴えている。

「良かれと思って1枚の袋に収めようと、スリッパとキッチン用品を一緒に入れたら『あり得ない』とお客様に怒られました。おかけでレジ袋について聞くことが増え、以前よりレジでの会計時間がかかるようになりました。結果、お客様を待たせる時間も増えています」

食品と日用品の袋を分けるか否かは、個人の感覚によって違うものだ。それをこう言われるのはたまらないだろう。「同じ袋でも問題ない」と思うのは筆者だけだろうか。

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