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給料やボーナスが明細と違う、渡し方が雑、となってくると会社そのものを信用できなくなる。大阪府の50代女性は、夫が以前勤めていたある中小企業での驚愕の体験を明かした。
その職場は給料がいまだに現金手渡しだった。そして驚くべきは、経理の管理体制の甘さだ。明細と封筒の金額が合わないことが「一度や二度ではなかった」という。(文:湊真智人)
「従業員の大切なお給料です。一円のミスもあってはならないですよね」
「ある時の冬のボーナスなんて、明細より10万円も少なく入っていたんです」
給料日を迎えた夫は、封を切らずにそのまま女性に封筒を手渡すのが習慣だった。しかし「10万円」という大きな差に驚いた女性は、つい夫を疑ってしまった。
「『開封して中身抜いた?』って聞いたら、(夫は)『開けてないよ!』と」
翌日、夫が会社へ確認に行くと、やはり手作業による経理のミスだったことが判明した。
「従業員の大切なお給料です。一円のミスもあってはならないですよね」
と女性が憤るのも当然だろう。
支給日もバラバラで「将来不安」
お金の扱いも雑だったようだ。給料袋に入っている現金について、こう明かしている。
「お札の向きがバラバラで、本当にお金を粗末に扱っている会社だなと幻滅しました」
加えて深刻だったのは、支払い日にルーズなことだ。
「会社や経理の都合で決まった給料日に支給されないことが多々ありました。こちらは銀行や家のローンの引き落としなどの都合があったのでヒヤヒヤしていました」
給料の支払いが不安定な会社は普通に信用できない。当時夫は勤続10年だったが、将来に不安を覚えた女性は話し合いを重ね、夫を動かしたそう。
「ようやく見切りをつけてくれて退職。今ではまともでしっかりした会社に転職できて一安心と言ったところです」
10年という歳月は短くないが、不誠実な環境から脱し、平穏な生活を取り戻せたことは何よりの幸運だったと言える。
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