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社長に乞われて中途入社し会社に貢献したとしても、理不尽な理由で切り捨てられることがある。投稿を寄せた茨城県の50代男性(エンジニア/年収1000万円)は、まさにそんな体験をした1人だ。男性は、従業員150人ほどの中小企業に中途入社したのだが……。
「7年目に入った頃、社長が突然私の部屋に来て、会社やめてくれって言われたとき、この会社終わったと思った」
急な社長の言葉の裏には、一体何があったのだろうか。(文:境井佑茉)
社長の息子をマンツーマンで指導するも…
男性は、その年に社長の息子を預けられたと明かす。
「大学院を卒業した社長の愚息を預けられたが、全く社会人としてのマナーも、仕事への向き合い方について、誰も教えてあげる方がいなかったから、将来のことを考えて私がいろいろマンツーマンで指導していた」
社長の息子は態度も良くなかったため、「時にはきつい言葉になってしまった」と、振り返る。しかし、男性の親切心は裏目に出てしまった。息子は父親である社長に「不満話を膨らませて伝えたらしい」というのだ。
「社長からは、私が口にしていない話しや、やりもしない理不尽な行動をしたと一方的にまくしたてられ、いつまでここにいるつもりだと言われた」
幸い、男性は翌日に大手企業の最終面接を控えており、転職がほぼ確定していた。「ちょうど辞めるタイミングを考えていた」時期だったのだ。
男性は冷静に「1週間考えさせて下さい」と伝え、後日改めて「2カ月後に辞めます」と返答した。すると、あれほど追い出そうとしていた社長が、手のひらを返したような言葉をかけてきた。
「それじゃあ息子への引き継ぎが終わらないから、あと4カ月いてくれと言われ、バカらしくなりまたまたこの会社終わったと思った」
社長が自ら辞めろと言ってきたのにもかかわらず、自分の都合で期間を延ばせというのは、あまりにも図々しい。
「結局、2カ月で辞めて大手会社に舞い戻り、悪夢の7年を懐かしく思い出しています」
私情を優先して貴重な人材を切り捨てるような会社に、明るい未来はないだろう。
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