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「うちの会社、おかしいかも?」ブラック企業の特徴10個と見抜くポイント

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働き手に非常に過酷な環境を強いる、ブラック企業。「そんな会社で働くのは嫌だ!」と思う人は多いだろうが、実際には「自分の会社が十分ブラックである」という事実に気付いていないケースも多いということをご存じだろうか。

仕事をより充実したものにするためには、まずは自分自身が置かれた環境を、正しく理解することが大切である。そこで今回は、自分の会社のブラック度合いを見極めるためのチェックリストを紹介していこう。

長時間労働、休日出勤……休みたくても休めない会社は要注意!

1.長時間労働

ブラック企業の特徴の一つが、長時間労働である。長時間残業が常態化していて、「定時はあってないようなもの」「残業しないと周囲からにらまれる」といった環境は、ブラック度が高い。

本格的なブラック企業かどうかを判断するポイントは、残業時間の月合計が80時間を超えるかどうかにある。この80時間は、過労死ラインと呼ばれるもの。ここ数か月の状況をチェックしてみるのも良いだろう。

もちろん月合計が80時間以下であっても、自身が「仕事以外の何もできない。しんどい」と感じるようであれば、仕事との向き合い方について見直すべきである。

2.休めない

長時間労働とセットで語られることも多いのが、「休めない」問題である。一応休日が設定されていても、実際にそれをとれる環境になければ、やはりブラック企業と言える。

「土日や祝日にさりげなく出社を求められる」など、名ばかり休日になっていないかどうか、確認してみよう。

3.有給休暇がない

労働者の権利である、有給休暇。一定条件を満たせば誰でも利用できるはずが、ブラック企業の場合はそういうわけにもいかない。さまざまな理由で有給取得を妨害したり、そもそも有給に関するアナウンスがされていなかったりするケースもある。

「あれ、そういえばこの会社に入ってから有給取得していない……」と思ったら、ブラック企業である可能性を疑ってみよう。

給与が低すぎる、残業代ナシ……待遇面にも表れる“ブラック企業の実態”

4.給与水準が低すぎる

仕事内容と給与の金額には、ある程度の相関関係があると推察される。もしも自社の給料が、同業他社の基準よりも大幅に低いなら、ブラック企業の可能性を疑った方が良い。

給与水準は一般的に設定してあっても、そこからなんだかんだと差し引きして、支給金額を抑えようとするブラック企業も存在している。まずは給与明細をチェックの上、不自然なお金の流れがないかどうか、確認してみてほしい。

5.残業代が支給されない

残業代の未払い問題も、ブラック企業に多い特徴の一つである。通常勤務時間を超えて働いたにも関わらず、残業代が支給されなければ、負担ばかりが大きくなってしまうだろう。

残業代の支給・不支給に関するルールは複雑で、会社側がさまざまな理屈で支給を拒むことも考えられる。まずは自身の契約や立場、残業代に関するルールを知るところからスタートしよう。

6.離職率が高い

ブラック企業は、その性質上、社員が長期間働きにくいという特徴がある。このため、一般的な企業と比較すると離職率が高めになりがちだ。

入社前でも確認しやすいポイントであるため、転職検討時にはしっかりと確認しておこう。

7.求人票が嘘だらけ

ブラック企業がその特徴を明らかにして求人を行っても、働き手の心をつかむのは難しいだろう。人を集めるために、求人票に本当のことを記載しない点も、ブラック企業ならではの特徴の一つである。

求人票に記載されている条件があまりにも良い場合には、それが本当のことなのかどうか、見極める意識も必要となる。

精神論を振りかざす、ハラスメントの横行……ブラックな職場の人間関係

8.ハラスメントの横行

セクハラ、パワハラ、マタハラ、パタハラ、モラハラ……。世の中にはさまざまなハラスメントが存在している。会社としてきちんとした対策措置を講じることが義務付けられている中で、ハラスメントが横行している企業は、ブラック度も高いと考えられる。

会社の代表や、職場をマネジメントする立場の上司が率先して行っている場合は、特に注意したい。

9.社長や上司の言葉に逆らえない

古い体質の企業にありがちなのが、「社長や上司が絶対的な権力を握っている」という企業体質である。社長や上司の方針に沿って仕事をすることも大切かもしれないが、「他者の意見を全く聞き入れない」のは別問題である。

こうした企業は、パワハラやモラハラリスクも高く、社長や上司のタイプによっては、一気にブラック化してしまうことを頭に入れておこう。

10.精神論を振りかざす

働き手の心をつかむ「精神論」も、度が過ぎるとブラック企業の特徴となる。「ノルマ達成できないのは、根性が足りないからだ」「努力をすればなんでもできる」「みんなで一丸となって夢をかなえよう」など、精神論ばかりで具体性がない場合にも、注意してほしい。

精神論で全てを解決しようとする会社は、働き手のやりがいのみを搾取するブラック企業である可能性もある。

ブラック企業ならではの特徴は、いかがだっただろうか。現在の職場と一致する部分があったら、転職を視野に入れてみるのも良いだろう。まずはホワイト企業の求人だけのサイト『キャリコネ転職』に登録!

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