女性は自身の働きぶりをこう明かす。
「1人で部屋に入り1人で普通の家電を使い、普通の電話帳を見ながら1人で電話をする。1人はまぁ気楽かなとは思いつつも、たまたまアポ取れたりと初日は好調」
アパートの一室でひとり気楽に働きつつ結果も出し、順調な滑り出しとなった。
2日目は、本社から「面接のアポが入ったから2人体制になるかも」「その準備のために1度そちらに行く」と連絡が入った。女性の居ない時に来るという話だった。
女性はその日、「帰宅前にトイレにて排便」とアパートで用を足してから帰った。ところがこれが問題だった。
「翌日、出社後一人と言えど軽く掃除したら流してない便が!」
「自分である確率高く、もしかして本社の人に見られたかと思い、その日本社に電話して一身上の都合にて退社しました」
なんとトイレで流し忘れたまま帰宅したかもしれず、その恥ずかしさに耐えかねて退職してしまったというから驚きだ。
「正直10年以上前の話ですが正しかったかはわかりません。恥ずかしくて顔を合わせられないとは思いましたが、気楽なのはありがたかったです」
と綴る女性。本社の人は3日で辞めたことのほうに驚いたのではないだろうか。