病み上がりの女性に対し、社長はあろうことかこう言い放ったという。
「子宮が無くなったの?今後はヒゲ生えてきて女やめて男にでもなるつもり?」
あまりにもデリカシーのない発言だ。当時女性は40代後半。「出産することもなかったと思いますが」と振り返るが、年齢や出産の予定に関わらず、臓器を摘出する手術は心身ともに大きな負担であり、喪失感を伴うものだ。
しかも「ヒゲが生えてくる」とは、医学的にも無知すぎる発言だ。百歩譲って場を和ませるための冗談だったとしても、術後の体に鞭打つような悪質なセクハラであり、決して許されるものではない。
「社長という肩書きがある人なのに、人の気持ちをわからない、そんな人の下では働けないと感じました」
女性は数ヶ月後に退職したという。
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