2年目で最速チーフ昇進──工夫の中で生まれる挑戦 | キャリコネニュース
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2年目で最速チーフ昇進──工夫の中で生まれる挑戦

大好きだったお祭り──必死に準備し、全力で盛り上がった

大好きだったお祭り──必死に準備し、全力で盛り上がった

2018年にエコスに入社し、小型店舗の責任者(チーフ)としてエコスを支える関根 雄麻。エコスへ入社したのは、人と集まることが好きだったからでした。最初は店舗の惣菜を担当していましたが、2年目には同期の中で最速でのチーフとなり活躍しています。そんな関根が語る、活躍の理由やこれからの目標とは。【talentbookで読む】

大好きだったお祭り──必死に準備し、全力で盛り上がった

東京の昭島市出身で、親戚一同その地域に住み、小さいころからよく地元のお祭りに参加していました。

子どものころはお囃子をやっていて、高校生になると地元の青年団に入って、お祭りを一緒につくっていくようになりました。

自分が所属している青年団は、高校1年生から28歳の大人までいます。お祭り関係者は、小学校低学年から60歳を超える世代までいたため、幅広い年齢層の人たちと話す機会が多かったです。

お祭りは、毎年9月の中旬に2日間開催されます。

準備期間中は、山車など、お祭りで使う道具をつくっています。準備の間は非常に忙しく、今自分がどんな仕事をしていて、それが終わったら何をすれば良いのか?と段取りを考えていくことが大切でした。

先輩たちの姿を見ながら、まねして学んでいったため、当時からそうした姿勢が自分の“当たり前”になっていったような気がしています。

そんなに忙しいお祭りに僕が夢中だったのは、人がたくさん集まって、ワイワイしているところが大好きだったからなんです。

2日間のために必死に準備して、当日思いっきり盛り上がるというサイクルを毎年楽しんできました。

普段の僕は、盛り上げ役というよりは、サポート役という感じです。でも、盛り上げ役がいない場合には、盛り上げ役も引き受けます(笑)。

必要に応じていろんな役割を引き受けていくタイプですね。

こういった経験から「人と関わることが好き」という軸で就職活動をしていました。「モノをただ売る」のではなく、人が集まる場所で働きたい、生活に欠かせない食を扱う仕事がしたいと考え、エコスに入社を決めました。

少し高めのお寿司──実際の売場を見る大切さ

入社後は、まず大型の店舗に惣菜部の担当者として配属されました。当たり前ですが、全員知らない人たちと一緒に働くことになります。

親睦を深めるために、まずあいさつを大切にしようと思ったんです。それで、来たときと帰るときにすべての部門に必ずあいさつをしていました。

従業員の中には寡黙な方もいたのですが、帰り道が同じだと気付いて、「一緒に帰りませんか?」と声を掛けたことをきっかけに、仲良くなることができました。

最初の仕事はお寿司やお弁当づくりでした。その後、売場づくりやシフトの管理など、事務的なこともやるようになりました。

2年目の9月から小型店舗の責任者(チーフ)に昇進。2020年現在まで、売場の商品の計画やパートの方々のシフト管理、売場づくりの指導などを行っています。

正直なところ、こんなに早くチーフになれるとは思っていませんでした(笑)。もっと段階を踏みたいという想いもありましたが、何事も経験だと考えて挑戦しています。

仕事をする上では「実際に売場を見る」ことを大切にしています。

これは1年目に当時の店長から教わったことです。ある日、店長から、いつもお店で出しているような通常の金額のお寿司と、普段は出さないような金額が高めのお寿司の2種類をつくり、どちらの方が売れたのか、結果を教えてほしいと言われました。

僕は通常の金額のものが多く手に取られるだろうと思っていました。

実施してみたところ日中は予想通り、いつもの金額のものが売れましたが、夕方になると高い方が売れるようになったんです。

この出来事をきっかけに、なんとなく想像して動くのではなく、実際の売場を見ていくことが大事なんだと気付きました。

現在の売場づくりでは、「お客様の一番手に取りやすいところにどんな商品を積み上げていくか?」を考えています。

1年目で担当していた大型店舗は売場の面積が広く、さまざまな商品を並べることができました。ですが、現在の店舗はコンパクトになったので、並べられる商品の数も、手に取るお客様の数も変わっています。

実際に商品を売場に出してみて、お客様が手に取ってくれる商品を覚えながら、品ぞろえを決めるようにしているんです。

売場づくりは、まだまだ難しく奥が深いので、本当に売りたい商品を目立たせる術は極められていません。他の部門の方々にも話を聞きながら勉強をしていきたいです。

工夫が仕事をおもしろくする。失敗が許される環境

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常に心掛けているのは、自分から考え、工夫して行動することです。何も考えないで言われるままにやっていても仕事はおもしろくならないし、自分が成長することはできません。

こう考えるようになったのは、お祭りの経験が大きいと思います。お祭りを準備する現場は、ひとつのことをやる中で、次に何をしたらいいかと考えながらアクションを起こしていく必要があったので、自分で考えて行動する必要性を感じてきたんです。

たとえば、残業せずに帰りたいので効率化を頑張るというのもひとつの工夫だと思います(笑)。自分が実際にやっていたことなのですが、まず、作業が早く進むように一番やりやすい段取りをつくります。お店が忙しくなって段取り通りに行かなかった場合でも、合間をぬって作業をするように工夫しました。

最近の工夫は、バイヤーとの交渉をしたことです。通常298円で売っている冷やし中華を安く仕入れることで、198円で提供できるようにしました。その分、発注数も増やして売上増加を狙っていきました。

完売とまではいかなかったのですが、いつもより商品の値段を下げてみたらどれくらい売れるのか、お客様は何がほしいのか、など考えながら挑戦をしています。

工夫は変化を起こすことです。とは言え、失敗経験もあります。

直近では父の日のイベント。これまでのデータからイベント時は売上が伸びる傾向にあったため、今年もいつも以上に売れるだろうと思い、去年の売上より1.5倍多く売ることを目標に定めて商品を並べていったのですが、予想を大きく外してしまい、売れ残りが出てしまいました。

売れるだろうと予想を立てても、予想通りになることばかりではないので、試行錯誤してやっています。

ただ、エコスは挑戦して失敗しても、許される環境だと思います。その中でも、何が原因だったのか推測して、失敗したら次の経験として生かすことは大事です。

今も失敗したら失敗したで、アドバイスをくれる方は周りにたくさんいます。店長やスーパーバイザー(SV)に、どうして売れなかったのか、自分なりに考えた理由を伝えながら、アドバイスをもらっています。

挑戦できるチャンスがある会社。楽しく働ける環境をつくりたい

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将来は、バイヤーの仕事に興味があります。実際に自分がつくって商品を出すだけではなく、自分たちの決めたものが店に並んで、お客様に満足してもらえるような商品を提案できたら楽しいんじゃないかなと。

また、一緒に働いているメンバーと、楽しく仕事ができる環境をつくりたいと思っています。やるときはやって、メリハリをつけて、みんなでいきいきと働けたらいいのかなと。自分が楽しいだけじゃなくて、一緒に働く人たちもそう思えるように、環境づくりをしたいですね。

全員が気持ちよく働くためには、スムーズに仕事ができるような仕組みも大切です。

たとえば、惣菜だと、段取りもそうですが、作業をどうしたら早くできるのかという「時間」ときれいに作業するという「精度」が大事なので、それができる環境をつくりたいです。少しずつ仕組みや環境を整えていけたらな、と考えています。

実際にどの会社も入ってみないとわからないですが、エコスには気さくに話しかけてくれる人が多く、和気あいあいとしているので、人とかかわることが好きで、食品に興味がある人は、楽しく働けるんじゃないかなと思います。

ワイワイしたい人はぜひという感じです。

その他にも、エコスにはわからないときにすぐに聞ける環境があります。部門それぞれの上司はもちろん、売価変更などの、どこの部門でも共通している作業では、他の部門の人にも聞いて教えてもらっていました。

エコスに入って良かったのは、2年目からこうやってチーフをさせてもらえるなど、チャレンジする機会があること。そしてチャレンジは周りからの手厚いサポートの中でできるんです。若手のうちから成長しやすい環境がエコスにはあると思います。

株式会社エコス

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