芯はぶらさず、時代に適応する。入社11年目のエリア統括が大切にするもの | キャリコネニュース - Part 2
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芯はぶらさず、時代に適応する。入社11年目のエリア統括が大切にするもの

▲幼少期、兄との一枚

DEAN & DELUCA 東日本エリア統括を務める宮本 美那。東日本全店舗の管理はもちろん、全店で行う企画やイベントもまとめています。仲間にもお客様にも愛される彼女をつくっているのは、これまでの経験や一緒に働いてきたメンバーでした。そんな宮本の軌跡、そして彼女が目指す理想のチーム像をご紹介します。【talentbookで読む】

仕事に追われる私を癒した“食”。私も“食”で誰かの癒しになりたい

建築業を営む家に生まれた宮本 美那。幼い頃からものづくりに間近で触れて育ってきましたが、今後IT化が進んでいく社会を考え、プログラミングなどシステムを学ぶ学校へ進学します。

宮本 「幼いころから父の職場に足を運んでは、ものづくりの仕事を間近でみてきました。自分もこんな風にとも思っていましたが、ITにも興味があったので、高校進学の際、地元にあった国立高専に進むことを決めました。兄が建築を学びたいと話していたので、私は別の道を選ぼうと思ったんです。家族も応援してくれたので、未来を考えて選択しました」

就職活動を経て、宮本の東京でのキャリアがスタートします。彼女の就職先は、情報系企業のSEでした。

宮本 「新卒の同期が200人いるような、大手企業に就職が決まりました。フィールドSEとして営業の方とチームを組み、システムの説明をしたりお客様からのご要望を伺ったりしながらシステム設計をします。仕事が終わって家に帰ると、情報系の本を読み新しい知識をインプットし、他の勉強もして……。

5年間勤めましたが、目まぐるしく毎日が終わっていきました。そんな生活の中で、疲れた時の癒しが“食”でした。美味しいものを食べたり、カフェ巡りをしたりして日々癒されていましたね」

仕事に追われる日々を過ごし、時に“食”に癒されていた宮本。“食”は、いつしかかけがえのないものになっていました。そして、宮本はそれを仕事にしたいと考えるようになります。

宮本 「新卒から5年間勤めたあと、自分を癒してくれた“食”を仕事にしたいと思ったんです。しかし、仕事にできるほどの知識がなかったので『まずは勉強しよう』と考え、1年間専門学校へ入ることを決めました」

知識をつけ、独立し自分の店を持つことが夢になった宮本。道はガラッと変わりましたが、ワクワクした気持ちが強かったと話します。

宮本 「自分と同じように、“食”が日々の癒しになっていて、“なくてはならないもの”だと感じている人は多いかと思います。だから、『今度は自分が“食”を通して誰かの癒しに』と意気込んでいて、とても楽しみな気持ちでした」

卒業後、イタリアンレストランへ就職。宮本は“食”の世界の扉を叩きます。

宮本 「厳しかったですね。現場に出てみると、教科書通りにならないこともたくさんありますし、一緒に働いていく仲間との人間関係も気にしながら、とにかく一生懸命働いていました。1年後にデリの部門へ異動になったのですが、そこでも試行錯誤しながらがむしゃらにやっていました」

日々研鑽を重ねる中で、宮本はDEAN & DELUCAと出会います。

宮本 「レストランが休みの日には、DEAN & DELUCA渋谷店に通って『こんな魅せ方もできるんだ、提案の仕方もいろいろあるんだ』と勉強していました。通い始めたばかりの頃は、『レベルが違いすぎて凄いな』と圧倒されていましたが、それがいつしか『ここで働きたいな』と考えるようになり、求人を見始めたんです」

DEAN & DELUCAで働きたいと考えた宮本は、通っていた渋谷店の求人を見つけます。アルバイトの求人でしたが、すぐに心を決めて行動に移しました。自分が魅了されたデリのショーケースを担当する“プリペアードフード”(料理人が丹精を込めて調理した料理)を希望し、2010年に入社が決まりました。

見た目の美しさだけじゃない──時には泥臭く、助け合いながら成長した日々

▲社員へと昇格し3年目当時の仲間と

念願叶ってDEAN & DELUCA渋谷店で働くことになった宮本ですが、アルバイトとして入った当時は商品知識を覚えるのが大変だったと語ります。

宮本 「DEAN & DELUCAのデリは見た目も美しいですが、それに加えて料理人のこだわりや味などを自分の言葉にしてお客様へ伝えないと成果が出せません。その頃は、当時一緒に働いていたメンバーに支えられていました。営業終了後に試食の時間を作ってくれて、お互いに感想を言い合った時間がとても楽しかったです」

2011年の夏に社員に昇格した後も、丁寧なおもてなしや一生懸命な姿で、お客様や仲間からの信頼を手に入れていきます。そして宮本は、プリペアードフードリーダー、サブマネージャー、マネージャーと確実にキャリアの階段をのぼっていきました。

宮本 「これまで、様々なお店を経験してきました。場所が少し変わるだけで売り上げの上下があったり、お客様の層がガラッと変わったり、大きな変化があります。お店の大きさによって商品数も異なればそこで働くメンバーも異なるので、馴染んでいくのに苦労したこともありますが、先輩方がしっかりとサポートしてくれて、大きな不安はなかったです」

忙しい日々を楽しく過ごしてきた宮本ですが、成功ばかりではなかったと話します。

宮本 「ある店舗へマネージャーとして繁忙期に異動したことがあり、自分が慣れる前に忙しいタイミングを迎えてしまいました。代表の横川さんが店舗へいらっしゃったとき、商品の棚が空いてしまっていたことに気が付けなかったんです。指摘を受けて落ち込んでいましたが、必死に笑顔でお客様と接していました。

営業終了後、私が店舗のディスプレイを綺麗にしていたところ、エリアマネージャーやHOME(本社)のメンバーがお店を訪れて、一緒になって作業を行ってくれました。きっと落ち込んでひどい顔をしていたんだろうなと思いますが、皆さん『大丈夫、大丈夫!』『私たちがやるから!』といつも通り声を掛けてくださったことに涙がとまりませんでした」

自身の体験談から、“自分もそうでありたい”と強く感じた宮本。困っていることがあったら、メンバー全員で助けに行く。ここぞという時に泥臭くいられるところは変わらず引き継いでいきたいと話します。

いつまでも自信はない。だからこそ、慢心せず働いていく

▲「DEAN & DELUCA 有楽町店」MGR時代

宮本は2018年、店舗を離れて複数店舗をまとめるエリアマネージャーに昇格しました。実績を積み上げてきた彼女ですが、責任ある立場になった今も常に不安だと話します。

宮本 「私の性格だと思いますが、とても心配性なんです。ネガティブではないと思いますが、昇格の話をもらうたびいつも不安だし、毎回、自分にはできないんじゃないかと考えます。

プリペアードフード一筋で現場経験を続けてきましたが、DEAN & DELUCAにはスイーツやパッケージフードなどそれ以外の部門がたくさんあります。もちろん自分でも学んでいきますが、その道のプロが仲間としてたくさんいるので、周りの人に助けてもらいながら、自分も助けながら、今後も続けていきたいです」

自分にこの仕事が出来るのか──不安と闘いながらも、自分がここまで走り続けられたことは周りの仲間のお陰、と語ります。

宮本 「今でもそうですが、責任のある立場になりたい!と強く考えている訳ではありません。ですが、周りの方が応援して、支えてくれる。そんな方々の期待に応えていく為には、NOとは言いたくないですし、自信をつけていきたいと思っています。自分の長所は信頼関係を構築していくことだと思っているので、人とのコミュニケーションを大切に、今いるメンバーとの関係性をつくっていきたいです」

ポジションが変わっていく中でも芯の部分は変わらないという宮本。そんな中、昨今の状況から進化しなければならないものもあると言います。

宮本 「エリアマネージャーから統括というポジションに変わり、お店を見ていく目線も徐々に変わり始めています。また、日本の生活様式もこの状況でどんどんと移り変わっています。例えばビニール袋が有料になってマイバックや紙袋を推奨していったり、従業員が全員マスクをしてお店に立ったり。

表情が見えない不安の中で、ニューノーマルな時代へ変化している中で、メンバーも合わせて対応してくれているんです。当たり前が当たり前じゃないことに改めて気が付きました」

変わりゆく時代にあって、宮本が大切にしたいと考えているのが、周りの仲間であり、また仲間と協力し合うことです。

宮本 「芯となる部分や泥臭くある部分も残しながら、ブランドを崩さないように、そしてお店に立つメンバーが楽しく、達成感をもって長く働くにはどうしたらいいのか。そういったことを考えながら仕事を続けていきたいと思っています。

一緒に働いてきた仲間が急に辞めてしまう、なんてとても悲しいじゃないですか。自分がいちメンバーとして働いていた時は、数字を見て、誰よりも大きな売り上げをと思っていました。ですが、お店を一人で運営することは出来ないし、様々な経験から周りの仲間の大切さを再確認することが出来たので、いつまでも忘れないでいたいです」

DEAN & DELUCAが大好き。お店と近い存在であり続けたい。

▲現在の宮本

2021年7月に東日本エリア統括を務めることになった宮本ですが、今後の夢をこのように話します。

宮本 「11年目になりますが、まだまだぴよぴよのひよっこです(笑)。先輩方は本当にすごい人たちが沢山いる中で、自分も努力し続けて統括として認めてもらえるように仕事をしていきたいです。私自身、DEAN & DELUCAファンの一人なので、店舗で働く仲間たちといつまでも近い存在でいたいし、昨日よりも今日愛せるお店をつくっていきたいなと思うし、働いていたいなと思う環境を整えていきたいです」

そんな彼女は現在、採用候補者の面接官として未来のメンバーと話す時間もあります。

宮本 「私はDEAN & DELUCAのデリについて極めていきたいと思って、この会社に入ることを決めました。面接に来る方々にも、好きなことや得意なことを持っていてほしいなと思います。

ただ、見つからない人も心配しないでほしいです。自分が配属に決まったところで、それを一生懸命にやってみたらと思うし、それ以外の整理整頓や商品を綺麗にディスプレイする、でもいいんです。お店で、会社で一番それが出来る人になると、その他の事にも取り組めるチャンスが巡ってきて、キャリアに繋がったりしますから。

DEAN & DELUCAはすでに素敵なブランドですが、もっともっと成長させていきたいと思っています。そんなブランドを未来の仲間の皆様と一緒につくりあげていきたいですね」

店舗のアルバイトから始まり、エリアマネージャーへ。シンデレラストーリーのようにも見えますが、ここまで紆余曲折を経験し、その時々で目線を変えて変化を恐れずチャレンジしてきた宮本 美那。

彼女の仕事は、出逢う人々それぞれの強みを見極め、長所を引き出すこと。「自分が一番」ではなく、人の凄いところを認めて、協力していくことです。

お客様と仲間に愛されるDEAN & DELUCAであり続けるために、宮本は今日も考え、行動し続けています。

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