ヘッドハンターが明かす「いま求められているDX人材像」 | NEXT DX LEADER

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この動画で学べること

  • DX推進の手順と要素、取り組みを行うのに求められる人材像が分かる。
  • DXを進めるために、IT開発以外の業務経験やスキルを持つ人材が必要と分かる。
  • 転職市場でどんなDX人材の需要が高いのかが分かる。

こんな人におすすめ!

  • DX人材としてよりよい条件の会社に転職したい、と考えている非エンジニア人材。
  • 自社でDXを進めるうえで必要な知識をコンパクトに得たいと考えている経営者。

「To Be」を描く仕事に求められるコンサルタント経験者

DXを学びたい男性
この動画ではどんなことが学べるの?
DXに詳しいロボット
DXを推進する際に「社内でどのような取り組みが必要か」の整理から、「どのようなDX人材が必要か」を割り出し、最終的に「どのような経験が転職市場で求められているのか」をヘッドハンターが明らかにしていく動画だ。

動画を制作しているのは、人材紹介会社のJAC Recruitment(東証プライム)で、要するに「こういう経験を持っている人材が、現在の転職市場に求められていますよ」というアナウンスになっている。
DXを学びたい男性
DXってそんなにトレンドになっているんだね。
DXに詳しいロボット
PR TIMESが12月12日に発表した「キーワードランキング2022」の総合部門で「DX」は2位だったけど、1位の「SDGs」にかなり肉薄していた。

実は2021年のランキングでは「DX」が1位だったけど、このときはコロナ禍ということもあってプレスリリースの絶対数が少なかった。2022年の「DX」の件数は1万1267件にまで増えたので、ポストコロナ、ウィズコロナの声が聞かれるようになる中で、ようやく本格的に取り組まれるようになった証拠になるんじゃないかな。
DXを学びたい男性
動画ではどういう話をしているの?
DXに詳しいロボット
まずDXにおいて重要な観点として「To Be(あるべき姿)を描き、あらたにかたちづくる」ことと、「As Is(現在の形)を見つめ、実現可能な変革を進めていく」こと、それに「IT」の3つをあげて、それぞれの取り組みに必要な役割や人材像について整理している。

例えば「To Beを描く」では、変革する先をできる限り正しく、納得感をもって描けることが大切になり、「未来を描く」ためにはコンサルタント経験者やシンクタンク出身者が、「パイロット版を作る」ためには事業立ち上げ経験のあるコンサルタントや、企業経営経験者、事業開発経験者が求められる、といった形だ。

「変革を推進した経験のある人」はDXで重宝される

DXを学びたい男性
でも既存の組織を変えていくためには、To Beを描くだけでなく、現状にも精通していないと「現場を分かっていない!」と反発を受けるよね。
DXに詳しいロボット
もちろん。そういう「変革のための組織や制度の設計」を行い、「カルチャーの変革」まで導いていく「チェンジマネジメント」ができる人材も大事だ。

特に「チェンジマネジメント」、反対勢力をうまくまとめあげて変革を進めていくことに長けた人材は重宝される。会社の未来のために変革を推進してきた経験のある人は、DXに欠かせない人材ということになる。
DXを学びたい男性
DXが「デジタル化を超える取り組みである」ということを十分認識しておく必要があるよね。
DXに詳しいロボット
この動画は「DX時代のキャリア」の後編で、前編では「DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?」と題し、DXの実現には「デジタイゼーション」「デジタライゼーション」「デジタルトランスフォーメーション」の3段階を踏む必要があると説明されている。

その中で、第3段階のデジタルトランスフォーメーションとは「人や組織に関する変革」であるとし、「事業そのものの変革やIT導入は直接的には指していない」とまで言っている。DXについて本質的な理解が足りないな、と感じている人が勉強するには、とてもいい整理なのではないかと思う。

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YouTube:【DX時代のキャリア~後編~】実はあなたもDX人材。どのような経験が転職市場で求められているのか

考察記事執筆:NDX編集部

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