育児は報われない?「私の中でなにかプツンと切れてしまいました」母親の投稿に励まし相次ぐ | キャリコネニュース - Page 2
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育児は報われない?「私の中でなにかプツンと切れてしまいました」母親の投稿に励まし相次ぐ

子持ちの筆者もよく分かるが、この暑い中、大人一人で子ども数人を遊びに連れ出すのは大変なことだ。ステイホームも長引く中、少しくらい夏休みの思い出を作ってあげたいと思うのも親心。それが、幼児とはいえそんな文句を言われれば、ショックで落ち込むのも無理はない。

トピック内の反応は、2000以上のさまざまな声が寄せられた。多かったのは、トピ主に対する共感や励ましだ。

「どんなに一生懸命作ったご飯も全て床に投げ捨てる1歳児。疲れた」
「子どもの頃って親の気持ちとかわからないからそんなもんかも。主さん頑張ったね」
「お母さん毎日頑張ってるね!子どもは寝たらリセットされるよ。明日は良いことありますように!」

「うちもよくあることなので分かる」という声や、「子どもなんてその場の感情で言うから気にしない」、親がどれだけ自分のために頑張っているか分からない、成長すれば分かってくれる、などの慰めが多数寄せられている。

理不尽な八つ当たりは「子どもの甘え」という見方もあり、「子どもがちゃんと甘えられてる証拠だよ。小さいからまだ仕方ない」などと諭す人もいて、筆者も同感だ。振り返れば、子どもが幼稚園から帰ってくるたびに機嫌悪いのがなんとかならないかと思ったものだが、外で頑張っている分、家ではほっとして甘えていたのだろう。

「私も母に随分酷いこと言いました……」

他方、「それが育児」「見返りを求めてるからそうなる。育児なんて報われないものだよ」など、厳しい指摘もチラホラ。育児に見返りやメリットを求めるのは間違っている、という指摘も出ている。

確かにそれも一理あるが、筆者はそんなにおおげさなものかな、とも思う。思い返せば誰にでも、親に暴言を吐いた記憶の一つやふたつ、あるのではないだろうか。トピックには、

「私も母に随分酷いこと言いました…本当にごめんなさい」
「子どもの時に一時の感情で『大嫌い』って言った事がある。今思えば悪い事をしたと思う。大好きだよ」

など、子の視点で親に対する反省を書く人もいた。

筆者は、小学三年生の夏休みの家族旅行中に腹痛で入院したのだが、そのとき「お父さんキライ!」と言ったらしい。15年くらい経ってから父親に「ショックだった~」と笑い話のように言われたが、本当に申し訳ないことをしたと思う。恐らく、腹痛で機嫌が悪く父に当たっていたのだろう。それだけ父親に甘えていたともいえる。トピ主も、子どもが大人になってからこの日のことを笑い話にできる日がくるのではないか。もしかすると、それだけで報われた気がするかもしれない。

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