素敵だけどクサい!おばあちゃんの手編みセーター、洗濯のたびに放つ「獣臭」に悩む女性
女性がその難点に気づいたのはセーターを洗濯した時のこと。
「飲み物をこぼしてしまい『おしゃれ着・ウール用洗剤』で水洗いしたところ、『ん!?なんか洗濯機がクサい!!』」
水に濡れた途端、「なんともいえない獣臭」が鼻を突いた。この臭いの原因について女性はこう言及している。
「編み物の毛糸はウール。どうやらラノリンという羊の脂が毛糸にたくさん含まれているんだそう。市販のセーターならもっとニオイ対策がされているのでしょうが、おばあちゃんのそれは編んだままの姿で…」
羊毛特有の難点であったが、「捨ててしまおうかと一瞬よぎる」ほどの激臭は許容できるものではなかった。しかし調べてみると「乾けば無臭になる」とのことで、実際「本当に臭いがなくなりました」と書いている。
こうして原因と解決法を理解した女性だが、その後の着用には慎重な様子だ。
「また何かこぼしたら洗わなきゃいけないですし、雨に濡れたらクサくなるということは外に着て行けませんよね。ファストファッションに慣れすぎて、ウールのことなんてすっかり忘れていました」
と管理の難しさを挙げている。しかし義祖母からの贈り物を処分するわけにもいかず、
「今度重曹とクエン酸に漬けるのと、それでもダメなら気持ちだけいただいて押入れにしまっておこうと思います」
と複雑な心境を綴っている。
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