「Clubhouse」は恋活に使える? 「Clubhouseザオラルでワンチャン復縁もあり得る」と識者 | キャリコネニュース
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「Clubhouse」は恋活に使える? 「Clubhouseザオラルでワンチャン復縁もあり得る」と識者

画像はキャプチャ

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2021年に入って日本で流行している音声SNS「Clubhouse」。現時点は招待制でiOSユーザーしか使用できないなど縛りがあるが、ツイッターでは連日Clubhouseについて「最高!」という声が挙がっている。

一方で、「インスタのストーリーが『Clubhouseはじめました』ばっかりでウザい」「やってる人のマウント感がすごい」といった声も寄せられている。

アーカイブはされないので”Clubhouse発の人気者”は生まれにくいが……

SNS事情に詳しい恋愛コンサルタントの鈴木リュウさんは「現時点で今までのSNSを覆すほどのサービスではありません」とコメントする。

Clubhouseの音声チャットのため、「◯時から話します」といった告知や、「Clubhouse楽しかった」などの感想はツイッターなどの他SNSを使用する必要がある。つまり、他のSNSで発信を補完する必要があるのだ。また、

「ツイッターだったら津田大介さん、YouTubeだったらヒカキンさんやはじめしゃちょーといった具合に、そのSNS発の人気者が生まれることでそのプラットフォームは活性化します。しかし、ライブ配信のみでアーカイブはされないため”Clubhouse発の人気者”が生まれにくい状態です」

現在、日本のClubhouseは芸能人や、”第二芸能人”といわれるYouTuberやインフルエンサーがルームを作成し、一般人がオーディエンスに回っていることが多い。すでに知名度のある人が他のSNSからClubhouseに横移動しているだけのため、新規で成り上がるのは難しいと指摘する。

電話帳と紐付いているから元カノ・元カレにアクションしやすい

では、Clubhouseは”一般人”が楽しめるコンテンツではないのか。鈴木さんは「人気者の話の聞き役に徹するより、アクティブに動いていくほうが楽しいですし、恋愛やビジネスなど人生の充実に繋がっていくと思います」と話す。

「自分が詳しいもの、ニッチなものをテーマにしたルームに入ることをおすすめします。例えば、男性のVIO脱毛について語るルームがあったら、経験者だったら話せる内容も多いですよね」

また、「新しいSNSはワンチャンしやすい」と恋愛にも使えると話す。特に恋人とよりを戻したい人にもおすすめだという。

「Clubhouseは電話帳と紐付いているので、元カノ元カレにアクションする動機づけになります。まだ参加していないなら招待したり、共通の知人にルームを作ってもらってそこで話たりして復縁の可能性もあります。ナンパ用語でいうと”Clubhouseザオラル”ですね」

ザオラルとはドラクエの復活呪文のことだが、最近は”ザオラルLINE”など、「しばらく連絡をとっていなかった相手に、復縁をするために連絡を取る」という意味で使われることも。周囲の協力も必要だが、リアルな友人が多いSNSだからこそできることだろう。

Clubhouseを使っていることへの”選民意識”

そんな新しいSNSサービスだが、「Clubhouseマウント」も発生している。Clubhouse内で話したことは原則外部に漏らしてはいけないため、「以前Facebookでよくあった『昨日すごいメンツで飲んだんだけど話せないんだよな~』のClubhouse版が起こっています」という。

「紹介制SNSに招待してもらえることへの選民意識や、最新の流行に追いつけている自分に対する自慢から、自分はClubhouseを使っているというSNS投稿、Clubhouseマウントに繋がっていると考えられます」

とはいえ”リアルな知人”がベースとなっているため、Clubhouseの中でも限られた交友関係のみで楽しむ人が多い。

「IT系スタートアップや会社経営者、役員などで利用している人も多く見られます。こういう人がルームのスクリーンショットを撮って、他SNSに『盛り上がりました!』という投稿をしていいねを稼いでいる人もいますよね」

Clubhouseについて、「人間関係が限定されると話すことも限られます。今日はオセロ、明日は将棋みたいな感じで同じようなテーマをループして、40代のデイサービス『Clubhouse』になっていくかもしれません」と鈴木さんは語る。

「ただ、面白いのは、一般人が話していたら”ガチの本物”が出てくる可能性もあること。自分がコリドー街でゆるくナンパしていることを話していたら、突然『コリドー街で1000人ナンパして、そのうち半分とセックスしました』的な猛者が現れることもあります。ゆるい話から一気にガチになるのも面白いですよね」

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