「好きな男ができるまで……」新卒時に既婚上司と9年不倫した女性の回顧録 | キャリコネニュース
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「好きな男ができるまで……」新卒時に既婚上司と9年不倫した女性の回顧録

最初は余裕を見せていたが……

最初は余裕を見せていたが……

不倫経験のあるキャリコネニュース読者から寄せられる声を見てみると、過去を反省したり、開き直ったりする回答が目立つ。しかし、今回ご紹介する声は、反省とも開き直りとも取れない、複雑な胸中を語る女性の回顧録だ。

現在40代のその女性は、専門学校の卒業後に入社した会社で、上司から日々罵声を浴びせられていた。「仕事ができない」と女性社員からも馬鹿にされ孤独になり、精神的に追い込まれていた。そんなある日の仕事帰りに、課長から食事に誘われたという。

「これがよく言う”断れない上司の付き合い”と思って、恐怖で断れませんでした。その日は2人きりで会話もなく、ただ食事をするだけでした。その1週間後にもまた課長から誘われ、食事することに」

そして、その帰り道、課長の車の中で無理やりキスされ、体を触られた。女性は「恐怖のあまり体が動かなかった」と綴る。女性が未経験であることを伝えると、課長はホテルに移動。そのまま2人は関係を持ってしまった。(文:林加奈)

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仕事で理不尽なことを言われると「課長が裏で黙らせてくれました」

翌日、女性は既婚者に遊ばれてしまった惨めさと恥ずかしさで、目を合わせることができなかった。ところがその2日後にも課長に呼び出され、再び関係を持つように。いつしかそれが当たり前になり、関係は9年にもわたって続いた。

「課長は、男性社員から私を紹介するよう頼まれても『自分の部下に手を出すな』と言ってくれていたようです。仕事で理不尽なことを言ってくる社員のことで私が怒っていると、課長が裏で黙らせてくれました」

このように、女性は不倫をしている間、課長から仕事上の便宜を図ってもらっていたという。そして、「課長は『一緒になれないから好きな男ができるまでの関係でいい』と常に言っていました」と振り返る。

好きな人ができ上司との別れることに「都合のいいようにしたのは私だったのかも」

不倫開始から9年後、女性は今の夫に出会ったのをきっかけに、課長との関係を終了した。

「しばらくの間、私は二股をかけている状態でしたが、30歳になる前に彼に別れを告げました。話を切り出したときは『浮気女』と罵られましたが、その後は毎日のように『二股でもいいから別れたくない』と電話がありました」

結婚して家庭を築いた今、女性は当時のことをこう振り返っている。

「別れ話が出たとき、男性は関係を続けたがり、女性は未練なく別れられるということ。『男の浮気は遊び。都合のいい女』と思っていても、結局、課長は本気になってしまったのかなと思います。こんな感じで始まった関係でしたが、都合のいいようにしたのは、私だったのかもしれません」

※キャリコネニュースでは引き続き「不倫したこと・されたことはありますか?」「会社や人事にバレたらヤバいこと」などのアンケートを募集しています。

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