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年収1500万円の40代男性、高い税金に怒り「一揆を起こしたいレベル」

納税をするために働いているようなもの…

納税をするために働いているようなもの…

年収1000万円以上のビジネスパーソンは、高額納税者と呼べるクラスだろう。大阪府に住む年収1000万円の30代男性(IT・通信系)は年間納税額について「約250万円」と述べ、「それだけ持っていくなら、それに見合った社会的な見返りも用意すべき。今の状況だと、ただ奪っているだけ。略奪大国日本と呼ぶほかない」といった声を寄せている。

確かに男性が言うように、年収1000万円の所得税率は33%と実に年収の3割以上が課税対象のため、それなりの行政支援がなければ不満を募らせるのは無理もない話だ。この男性以外にも累進課税に納得できない年収1000万円以上の読者からは、

「控除が少なすぎる上に、収入の半分が税金って……。江戸時代じゃないんだから」(40代男性/大阪府/年収2000万円台)
「納税をするために働いているようなものです。江戸時代の年貢と、さして変わらないといったところでしょう」(50代男性/長崎県/個人事業主/年収1000万円台)

と現行制度をダメ出しする声も上がった。都内在住の40代男性も、そんな江戸時代の年貢率を引き合いに出しながら、持論を展開させる一人だ。(文:鹿賀大資)

「今の日本は頑張れば頑張るほど重税をかけられる」

男性は金融・保険系の企業に勤務しており、年収は1500万円台。「今の日本は頑張れば頑張るほど、重税をかけられるカツアゲ国家」と切り出す。

「私たちは果たして、どれだけの税金を国に支払っているのでしょうか。所得税や住民税以外にも、消費税・固定資産税・健康保険・厚生年金・雇用保険・自動車税・重量税といったのが挙げられます。仮に所得税の最高税率を55%として、そこに一律10%の所得割住民税と、買い物するごとに支払う10%の消費税を含めたら、それだけで大変な額になりますよね」

現代の税制に納得がいなかい男性は、江戸時代にあった農民一揆の背景を引き合いに出した。男性の見解によれば「かつて二公一民と呼ばれた時期の基本税率は66%でした」という。

「このままでは負のスパイラルで何事も解決しない」

「その時点で当時の庶民は既にカツカツの生活にも関わらず、税率を上げられたから、一揆を起こした訳ですよ。つまり重税が過ぎて死ぬ寸前まで追い込まれたので、一か八かで暴れるしかなかったのでしょう。それに比べたら、今の日本人は大人し過ぎます。私としては、徒党を組んで一揆を起こしたいレベルです」

しかし、それが達成しにくい現実も実感しているようで「怒りを通り越して呆れ返ってしまいます」と本音を明かす。それでも「明治維新ならぬ令和維新を起こして、倒幕した時のように再び日本政府をゼロリセットしないと、このままでは負のスパイラルで何事も解決しないでしょう」と呼びかけている。

※キャリコネニュースでは引き続き「税金が高くて怒っている人」「ウーバーイーツ配達員をしている人」に関するアンケートを募集しています。

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