稼いでいる人ほど財布の紐が固い? 世帯年収1000万円以上の節約術 | キャリコネニュース
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稼いでいる人ほど財布の紐が固い? 世帯年収1000万円以上の節約術

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世帯年収1000万円以上の人は、節約などしなくても良いのではないかと思ってしまう。しかしキャリコネニュースには、世帯年収が1000万円を大きく上回っていても、しっかり節約する人たちからの声が寄せられている。

「飲み物を買うときは、コンビニではなく薬局やスーパーで買うようにしています」

愛知県の50代女性(既婚/その他/正社員/世帯年収1200万円)は、日々の食費を節約する方法をこう明かす。

「1週間のメインの献立を決めておき、週に1回主に日曜日の特売日に食材をまとめ買いする。週にもう一回は日持ちのしないパンや牛乳を買う程度にとどめ、他の日は極力買い物に行かない」

買い物に行くこと自体を控えることで、無駄な出費をなくしているようだ。

また、茨城県の50代女性(既婚/その他/正社員/世帯年収1700万円)は

「外食しない、服はシンプルなものしか買わない。飲みに行かない。何かを買うときは、オプションなど付けない、シンプルなもの選ぶ。電話は、格安SIM、サブスクはやらない。貯金する、積み立て投資する。ふるさと納税は日用品。いらなくなったら小さなものでも、メルカリで売る」

と生活の様々な側面で節約を意識していることが分かる。ふるさと納税も活用するなどかなり徹底している様子だ。

さらに、神奈川県の50代男性(既婚/不動産・建設系/正社員/世帯年収2000万円)は

「原則、水筒の持ち歩きをしています」
「飲み物を買うときは、コンビニで買わないで、薬局やスーパーで買うようにしています」
「ランニングシュース・ウェアは、セールでしか買いません」

と3つの節約術を挙げた。水筒を持ち歩くなど、細かい部分でも節約を心がけているようだ。それぞれ、稼いでいるからこそ絶対に無駄遣いしないという姿勢がうかがえた。

「買い物しない」は究極の節約術

ファイナンシャルプランナーの大野翠氏(芙蓉宅建FPオフィス代表)は次のように解説する。

<高所得層の人こそ財布を開かない、という話を耳にしたこがある人も多いのではないでしょうか。高年収の人は、自販機やコンビニは一切利用しないなどその節約ぶりは徹底されています。今回の回答者様も同様で、どなたも一律それぞれの節約術を徹底されています。

特に効果的だと感じたのは、買い物に行く頻度を減らすというものです。お店に行かないという行為は「物理的に買い物しない」ということになり、当然お金は減らないので究極の節約術とも言えます。また、あらかじめメニューを決めておき、週に一度の特売日に食材をまとめ買いすることは食品の廃棄ロスを減らすことにもなります。

節約をすることは、あらゆるムダを省くことに繋がります。在庫を確認して必要なものだけ購入することで買い物へ行く時間のムダも省けます。そうすることで浮いた時間やお金は、自分の思うポイントで有意義に使えます。

また、ふるさと納税など手軽に活用できるお得な制度を併用しているのも称賛すべきポイントです。特に年収が高い人は、ふるさと納税による節税効果が高い傾向にあります。また、ふるさと納税で選べる返礼品をトイレットペーパーなどの日用品や、お米・野菜など食材にすることで日々の生活費全般もかなりの節約になります。

ひとつの節約方法だけでなく複数を並行して行うと、それぞれの効果が高まります。これからも是非継続していただければと思います。>

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※キャリコネニュースではアンケート「あなたの節約術は?」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/BNM98N63

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