「煙草の臭いに耐えられなくて退職した」 喫煙可の会社で悩む非喫煙者たちの口コミ | キャリコネニュース
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「煙草の臭いに耐えられなくて退職した」 喫煙可の会社で悩む非喫煙者たちの口コミ

いまだに喫煙可の会社も

いまだに喫煙可の会社も

悲喫煙者にとってタバコの臭いや煙はやはり不快だ。しかし会社によっては、いまだに分煙が進んでいないところもある。

喫煙者と非喫煙者がともに気持ちよく働くためにはどうすればいいのか。企業口コミサイト「キャリコネ」には、喫煙者が多い職場の現状や、企業の取り組みなどが寄せられている。

「喫煙ルームが整備されておらず、どこの支店でも分煙が行われていない」

分煙を進める企業が増える中、未だに社内で喫煙できる会社もある。そうした企業に勤める非喫煙者からは「臭いに耐えられなくなったため退職した」といった口コミが寄せられた。

「喫煙者中心の会社で、非喫煙者の気持ちを全く考えずに喫煙することが、もはやマナー違反だと思う」(物流サービス、20代前半、男性、正社員、年収200万円)

「煙草の臭いに耐えられなくなったため退職した。各フロア内に2箇所喫煙室があり、扉が完全には閉められないようになっている。約半年前から、始業前後や昼休み、15時頃以降に臭いがフロア内に漂うようになった。特に加熱式タバコの臭いで吐気や頭痛などが起こり、仕事どころではない状況。出張先の現場事務所は分煙すらされていないことが多く、業務上の受動喫煙が避けられなかった」(システムエンジニア、30代後半、男性、正社員、年収670万円)

「喫煙ルームが整備されておらず、どこの支店でも分煙が行われていない。お客様からの声でも『くさい』といわれるほど。私は喫煙者なので気にならなかったが、やはりそれを理由に退職する方も多く、疑問に感じていた」(ショップスタッフ、30代前半、女性、派遣社員、年収300万円)

多くの非喫煙者は、タバコの臭いを不快に感じる。吐き気や頭痛が起こってしまうような労働環境は、非喫煙者にとって過酷なものといえる。そこで働く人だけでなく、顧客や会社を訪れる取引先にも迷惑をかけることになる。

一方、全面禁煙を実施している企業に勤める人からの口コミもあった。「事務所内の煙草の煙や臭いを気にすることなく仕事が出来るようになった」と歓迎する人もいるが、中には禁煙がきっかけで退職してしまう喫煙者もいた。

「社内は分煙化されているのでタバコをすわない方でも安心です」

分煙に取り組んでいる企業の口コミも目立った。

「社内は分煙化されているのでタバコをすわない方でも安心です。喫煙者の方も休憩室内に喫煙室を完備してあるので、休憩中に屋外で喫煙等をしなければならないなどの心配もなく、喫煙者の肩身もせまくなることはありません」(コールセンタースタッフ、30代前半、男性、契約社員、年収250万円)

「完全分煙で喫煙スペースは外にあるため、喫煙者にとっては遠いが、禁煙者にとっては嬉しい配慮だと思う」(コールセンタースーパーバイザー、30代前半、女性、派遣社員、年収420万円)

喫煙者も堂々とタバコを吸うことができ、非喫煙者も仕事中に臭いに悩む心配がない。同じ企業で働く喫煙者と非喫煙者が対立することなく、双方が納得できる環境だ。また、喫煙者が禁煙に成功すると成功報酬がもらえるという企業もあった。

「喫煙者が禁煙に成功すると成功報酬がもらえるなどユニークな活動をしている」(システムエンジニア、20代前半、男性、正社員、年収384万円)

自分ではなかなか禁煙できない人も、成功報酬という会社のサポートがあることで、禁煙のスタートを切りやすいだろう。企業は分煙や喫煙ルールの徹底、喫煙者の禁煙サポートに積極的取り組み、喫煙者と非喫煙者が共存できる環境を作り出していくことが求められている。

※調査ワード「喫煙者」

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