同線の窓ガラスの破損については、「今までに窓ガラスが割れたことはありますが、頻繁には起こっていません」といい、原因は投石などの外的要因であることが多いと話す。その上で、「京王線は窓ガラスが満員電車による混雑などが原因で割れたことはありません」と語った。
窓ガラスが割れた車両は現在、ガラスの張替えは終わった状態で、今後の運行予定は調整中だ。同電鉄では、破損対策として厚さ5ミリメートルの透明強化ガラスを使用しており、「今回破損した原因を追求し、さらに対策を行ってまいります」と言う。
電車の窓ガラスの破損を巡っては、2014年に東京メトロ東西線で発生した際も「乗客を詰め込み過ぎでは」という声が出ていた。ほかに、東急田園都市線(2018年12月)、JR東海道線(2017年9月)などでも発生している。
外部要因だとすると、投石の可能性もある。だとしたら迷惑な話だ。2017年にはJR武蔵野線西国分寺─新小平間走行中の電車に投石し、ガラスを割ったとして50代男性が逮捕されている。