
画像はイメージ
飲食店の商品ポップは、見栄えの良いビジュアルの写真が使われていることが多い。しかし、それ故に「期待通りではない」というクレームにつながることもある。投稿を寄せた50代女性は、勤務先の寿司屋で遭遇する困った客について書いている。
「店内に貼ってあるポップと出てきた商品が違うと毎回クレームを出すお客様」
飲食店では、メニューやポップの写真と実物が多少異なることは珍しくない。しかし、その客は少しでも違うと許せないようだ。(文:境井佑茉)
「キッチンも決しておろそかな商品を出してる訳でもなく……」
毎回のこととなれば、店側もその客を認知し対策を講じる。その客が来店すると、「お客様も従業員もいやな思いをしないように」ホールスタッフがすぐにキッチンスタッフに伝達。ポップの写真の通りになるよう、細心の注意を払って提供しているという。
ところが、その客は頑なに納得しない。
「一回目お出しして、作り直し二回目お出しして、まだ納得いかないようで結局キャンセルとなり、言われる方も作る方も心が折れます」
一度ならず二度までも作り直させ、挙句の果てにキャンセルとは、やりすぎだ。廃棄ロスも出るだろうし、忙しい時間帯なら営業妨害にもなりかねない。そんなクレーマー客が帰ると、女性はキッチンスタッフに毎回謝罪するそうだ。
「キッチンも決しておろそかな商品を出してる訳でもなく、ホールの対応も決して悪くないので毎回心が折れます」
商品の写真と現物が違う、という事態はよくネット上でも話題になる。確かに、あからさまに違うのであれば店が悪いが、それなりのものを出しているのに文句を言ってくるのならクレーマーと言っていいだろう。従業員を守るための「カスハラ」として、出禁措置にすることはできないのだろうか。
※キャリコネニュースでは「クレーマーに遭遇したエピソード」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/TOEFU8ZH
カツカレーから髪の毛、店員が客を疑い逆ギレ 「どうやってカツの中に髪を仕込むのか!?」怒りの退店、ある女性の回想
外車ディーラーにジャージ姿、国産ワゴンで行ったら「いらっしゃいませ」もナシ! → 後日、手のひら返しの接客をされて憤る男性


